ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。
各地で議論が巻き起こっている『カブアンド KABU&』は儲かるのか?論争…
わたくし、底辺の社畜がこの場で決着をつけます。
唐突だな。
どうやって決着をつけるの?
カブアンドのサービスを使った場合と使わなかった場合でシミュレーションをして結果を公表します。
それは興味深いね。
シミュレーションの条件設定が大事になりそう。
そのとおり。
この検証に限らず、シミュレーションは前提となる条件設定がとても重要です。
というか前提条件が全てです。
というわけで、前提となる条件を設定していきましょう。
論点を整理してみよう
まず議論となっている点を整理しましょう。
最初は、
前澤さんが言っている「ポイントを貰うより株を貰った方がいい」が正しいのか?
という点です。
カブアンドのホームページでは、「ポイントと株の違いは?」と題して、次のように説明しています。
ポイントと株の違いは?
1ポイント1円のポイントをもらっても価値はそのまま、一方、株はカブアンド社の成長と共に価値が上がるかもしれません。
出典:カブアンド
株は企業が成長すれば価値が上がる。さらに配当が出る事もある。一方、ポイントは価値がそのまま変わることはない、と主張しています。
これに対して、今はポイント投資といってポイントで株や投資信託、暗号資産などの投資商品を買うことができる。価値があるか分からないカブアンドの株をもらうよりポイントでインデックス投資したほうが豊かになれる、という反論があります。
前澤さんは、すでに上場している株やインデックス投資が何倍にもなる事は難しいが、未公開株であれば可能性がある、という趣旨をショート動画やXで主張しています。
次に議論となっているのは、
株をもらうために割高なサービスを使うことが、果たして利用者の生活を豊かにするのか?
という点です。
Xで「カブアンドは、無料で株がもらえると言われていますが、割安の電気・ガス会社のサービスより高く前澤さんに払うことで株が手に入るけど、上場しなければ一円にもならない。割安サービスを自分で契約すれば、安く契約できるので無料で株がもらえるわけではなく、差額を前澤さんに取られてるだけですよね?」という意見に対し
前澤さん「割安サービスがあるなら教えてください。参考にさせて頂きます。」と回答。
「事業をやってるのに、自社サービスより割安サービスの有無を調べてもいないのですか?」と煽られて、
前澤さん「調べてますよ。調べたうえで最安値勝負はしないという考え方です。〇〇さんは、最安値サービスが利用者にとって良いことだとお考えですか?価格で勝負する会社、ポイント還元で勝負する会社、株の還元で勝負する会社、どこを選ぶかは利用者次第。うちは株で勝負します。」
開き直ったうえに、論点をすり替えてる。ずるい…。
他にも様々な論点で議論がおこなわれていますが、カブアンドを利用することで本当に豊かになれるのか?という点に焦点を当てれば以上の二点に集約されるでしょう。
どうやって検証するか?
ここまで分かればシミュレーション、検証方法は簡単です。
実際に、
二つの条件で投資を行い
結果を記録し
比較する
これだけです。非常にかんたん。
もう一度二つの論点をおさらいして、それぞれの検証方法を可視化させていきましょう。
ポイントを貰うより株を貰った方がいい」は正しいのか?
一つ目の議論は「ポイントを貰うより株を貰った方がいい」が正しいのか?
でしたね?
うん、そうだね。
サービスの利用で付与されるのは、ポイントより株の方がよい、ということだね?
カブアンドのサービスを使った場合に付与される株引換券は、1枚1円分の価値があるとされています。そして、利用するサービスごとに付与率が異なります。
まず、一般的な人がカブアンドのサービスを使った場合に付与される株引換券の枚数を記録します。1枚1円だからこれは簡単です。年に1〜数回、株引換券とカブアンドの未公開株を交換出来るそうなので、すべて未公開株に交換した場合の株数を記録します。未公開株なので上場までは交換比率(1株5円)は変わらないと思いますが、念のためその都度交換比率を調べながら記録します。
次に、株引換券と同じ金額分の投資信託を毎月購入します。そして、毎月の時価評価額を記録します。
最後に、カブアンドが上場したときに答え合わせをします。すなわち、カブアンドが上場したときの初値での持株の価値と、購入した投資信託のそのときの評価額を比較します。
前澤さんは、ポイント投資より株をもらったほうがいいと主張してるから、この条件設定は双方の主張に公平なものになっていると思うよ。
前澤さんは、ポイントでインデックス投資するより未公開株のほうが夢がある、と言っていたので、購入する投資信託はオルカンでいいですかね?
前澤さんが「未公開株の方が夢がある」という言い方にとどめているの意味があります。それは、「未公開株のほうが絶対に儲かる」と言うことは金融商品取引法で禁止されているからです。
YouTubeのショートでも「これ以上は言えない」と言ってたからね。実質、未公開株のほうが儲かると言ってるのと同じです。
割高なサービスを利用しても株がもらえるからお得?
二つ目の議論は「株をもらうために割高なサービスを使うことが、果たして利用者の生活を豊かにするのか?」
でしたね?
うん。
…でもあらためて聞くと、検証するのがバカバカしいぐらいの議論だね。割高なサービス…。
それはマネーリテラシーが高くなった証拠だよ。
でも、前澤さんの主張どおり上場して1株の価値が何万倍になる可能性もあるからね。どうなるか見てみよう。
こちらも一つ目の検証と同様です。
まず、一般的な人がカブアンドのサービスを使った場合に付与される株引換券の枚数を記録します。1枚1円だからこれは簡単です。年に1〜数回、株引換券とカブアンドの未公開株を交換出来るそうなので、すべて未公開株に交換した場合の株数を記録します。未公開株なので上場までは交換比率(1株5円)は変わらないと思いますが、念のためその都度交換比率を調べながら記録します。
次からが一つ目の検証と変わる部分です。
「カブアンドのサービス」と「カブアンドより割安なサービス」の差額分の投資信託を購入します。そして、毎月の時価評価額を記録します。公平な比較となるように、割安なサービスは、カブアンドと同等以上のプランとします。
最後に、カブアンドが上場したときに答え合わせをします。すなわち、カブアンドが上場したときの初値での持株の価値と、購入した投資信託のそのときの評価額を比較します。
電気・ガスは、大手電力会社・大手ガス会社と比較してカブアンドは同等の料金なので、差額は無いものとします。
カブアンド派は株引換券がもらえる仮定だよね?
公平どころか、割安サービス派は圧倒的に不利な条件だね。
ウォーターサーバーなど、そもそも利用者が少ないサービスを比較に入れるのか?
購入する投資信託は?
など詳細な条件は、今後詰めていこうと思います。
底辺社畜vs前澤カブアンド
底辺社畜 vs 前澤カブアンド
いつ始まるのか?
カブアンドのサービスが開始されたのが2024年11月20日です。
そこで、この検証は1ヶ月分の料金が発生する1ヶ月後、2024年12月末までにスタートさせたいと考えています。
実際に投資信託を購入したところから公開していこうと考えていますので、ご期待ください。
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