ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。
今回は、タイトルのとおりです。
2024年7月26日、新しいレバナスが誕生しました。
その名も、
「auAM NASDAQ100 為替ヘッジなし」
です。
なんと、2024年7月19日現在、為替ヘッジがない唯一のレバナスとなります。
レバナス民にとっては有力な選択肢になると思われますので、ご紹介させていただかないわけにはいかないでしょう。
楽天レバナスは、運用成績が最悪でした。
同日に「iFreeレバナス」と「楽天レバナス」を購入して同じ期間保有すると、「iFreeレバナス」の方が増えていたという結果が出ています。
「楽天レバナス」の方が信託報酬が安かっただけに残念だったね。
「auレバナス」どうだったの?
「auレバナス」のコストが一番安かったというのが影響しているんだろうけど、最も運用成績が良かったです。
というわけで、比較するなら「auレバナス」と「auレバナス(為替ヘッジなし)」1択ですね。比較してみましょう。
為替ヘッジ有り・無しの比較
それでは、主要な部分の比較を表にまとめてみましたのでご覧ください。
auレバナス 為替ヘッジなし | auレバナス | |
投資方針 | NASDAQ100指数の2倍の値動きを目指す | NASDAQ100指数の2倍の値動きを目指す |
為替ヘッジ | なし | あり |
信託報酬 | 年0.4334% (税抜0.394%) | 年0.4334% (税抜0.394%) |
信託報酬(隠れコスト込) | 運用前 | 年0.544% (2023年7月27日期) |
申込手数料 | 上限2.2% (税抜2.0%) | 上限2.2% (税抜2.0%) |
換金手数料 | 0円 | 0円 |
信託財産留保額 | 0円 | 0円 |
信託期間 | 無期限(繰上償還の可能性あり) | 無期限(繰上償還の可能性あり) |
純資産 | 売出前 | 2024年7月19日現在:約295.23億円 |
委託(運用)会社 | auアセットマネジメント | auアセットマネジメント |
為替ヘッジのあり・なし以外は全て同じ?
えっ、信託報酬が同じ!?
為替ヘッジにかかる手数料の分だけ安くなるんじゃないの?
これは、非常に残念な内容になってしまったね。
隠れコストを含めた運用結果がどうなるか楽しみです。
為替ヘッジの有り無しで信託報酬が変わらないのは非常に残念な結果と言わざるを得ません。
しかし、為替や金利に影響を受ける「隠れコスト」を含めたトータルのコストでは、「為替ヘッジなし」が有利になるはずです。
為替ヘッジ乗り替えはアリか?
では、比較をしてみたところで「為替ヘッジなし」に乗り替えた方が良いのかというと、現状では乗り替えは得策ではないと考えます。
2024年7月19日現在、為替は1ドル157.50円程度です。
これから日本は利上げに動くとみられています(ほぼ0金利ですからね)し、米国は利下げに動くと見られているからです。
金利差が縮小すれば、ドルが売られ、円が買われます。つまり円高ドル安に振れるということです。
せっかくNASDAQ100の企業が頑張って株価を上げても、円ベースで見るとレバナスの基準価額は下がることになります。
簡単に言うと、
円安に向かっているときは「為替ヘッジなし」、
円高に向かっているときは「為替ヘッジあり」、
を選んだほうが良いということです。
今は円高に向かっているもんね。
つい先日まで1ドル161円だった事を考えると…。
もっと早く為替ヘッジなしを出して欲しかったね。
そう!強く言いたい!
auアセットマネジメントよ、なぜ2022年に出さなかった?
この先、円高に進むかもしれませんし、更に円高に振れるかもしれません。先のことは誰にも分かりません。しかし、わたし個人の意見としては、いま「為替ヘッジなし」は怖いです。
では、円高が進んで、いよいよ金利を下げないといけなくなったタイミングで乗り替えるのはどうでしょうか?
そうやってタイミングを計って失敗するところまでがセットな訳ね?
いつも通りじゃん。
うっ、何も言えねぇ…。
でも、結局乗り替えずに持ち続けると思うけどね。
利確すると課税されて資産が減ってしまうから。
乗り替えとは、「為替ヘッジあり」を利確して「為替ヘッジなし」を買いなおす行為を意味します。
たっぷり乗った利益の20.315%の税金が差し引かれますので、投資効率としては非常に悪いです。
結論としては、円高が進んで、いよいよ金利を下げないといけなくなったタイミングで、新たに購入する分を「為替ヘッジなし」にすると言うのが正解だと考えます。
レバナス民の皆さんは、どのような判断をされるのでしょうか?コメントで教えていただけると嬉しいです。
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