【texcy luxe】テクシーリュクス1年間履いた感想【レビュー】

経済的自由

ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です!

いきなりですが、タイトルのとおり『テクシーリュクス』を履いて1年間が経過しましたので、一年間での変化と現在の状態を紹介したいと思います。

テクシーリュクス』の購入を検討しているけど迷っているという人は多いのではないでしょうか?

特に、耐久性の心配やサイズ感で悩んでいる人には参考になると思いますので、宜しければ最後までお付き合いください。

テクシーリュクスを購入した経緯

以前の記事でも書きましたが、社畜は仕事柄、革靴で外を歩くことがあるため、革底のビジネスシューズでは、すぐに底がすり減ってしまいます。

また、現在単身赴任中の石垣島は、大雨が突然降り出すので、革底の靴では靴下までグッショリと濡れてしまいます。

ゴム底の靴は、足が蒸れて不快なので嫌いです。自分だけなら我慢もできますが、周りで働いている同僚に臭いで不快な思いをさせることは望むところではありません。中年の方は、自分では気づかない加齢臭もありますので、気をつけたほうがよいでしょう。最近はスメハラなども問題になっていますので。社畜は、会社に革底の靴を置いており、内勤のときは、それに履き替えて仕事しています。

話が逸れてしまいましたので、元に戻します。先程の理由で、通勤や外勤の際に使用するゴム底の革靴が必要になりましたので、ネットで探していたところ、『本革使用の本格ビジネスシューズなのに、スニーカーのような履き心地』というコピーが、目に飛び込んできました。サイズ感が重要な革靴を、ためし履きもせずに購入するのは抵抗がありましたが、値段がお手頃だったので、人柱として購入した、というのが経緯です。

詳しくは、以前の記事をご覧ください。

テクシーリュクスの使用状況

ここからは、社畜の『テクシーリュクス』の使用頻度を説明します。

Amazonで購入したのですが、購入履歴で確認すると、2021年4月12日に配送されています。週末まで放置して、クリームを塗ってさらに一週間くらい放置したので、おそらく2021年4月末くらいから履き始めたはずです。つまり2022年4月末でちょうど1年という事になります。写真は2022年5月1日に撮影しました。

次は、使用頻度です。平日は、ほぼ毎日履きました。雨の日は長靴を履いたので、平均すると週4回くらいです。

使用距離は、片道1.5kmの荒れたアスファルトを往復3km使用しました。時間は20分の往復で40分くらいです。

外勤の際も履きましたが、社用車での移動なので、ほぼ歩いていません。一日に100mくらいを4回くらいでしょうか。週に多くて4日です。月に多くて6km程度ですね。歩いた時間で言うと、最大でも月に2時間といったところでしょう。

先程も書きましたが、会社内では足が蒸れないように革底の靴に履き替えていますので、0mです。

計算すると、

(3km×20日+6km)×12ヶ月=792km

時間にすると

(40分×20日+120分)×12ヶ月=184時間

1年間で、距離は792km、時間は184時間使用したことになります。

アシックスの公式サイトによると、ランニングシューズの寿命は500kmとのことです。

ランニングシューズほど酷使していないので、社畜の使用頻度であれば倍の1000km、1年6ヶ月くらいは保って欲しいところです。

社畜
社畜

以前の記事でも検証しましたが、お値段にも1年6ヶ月履けたら合格点でしょう。

BEFORE → AFTER

それでは、現在の社畜の『テクシーリュクス』の状態を見ていきましょう。

分かりやすいように、未使用の状態と比較できるようにしました。同じアングルで撮影したつもりですが、若干のズレはご了承ください。

☑真上からの状態

BEFORE
AFTER

つま先に、結構なキズが入ってしまいました。夜道で側溝の蓋の穴に引っ掛けてしまい、両足とも傷んでいます。これは履き方の問題で、耐久性とは関係ないのでご了承ください。経年変化を見てみましょう。屈曲部分には、かなり大きく深いシワが入っています。ブラッシングや月に1回程度、クリーム塗布してメンテナンスしていました。シューキーパーも毎日入れましたが、革が薄く質が悪いので下品なシワが目立ちます。まだクラックには至っていませんが、クラックが発生したら寿命ですね。

☑サイドからの状態

BEFORE
AFTER

サイドから見ると、屈曲部のシワの深さと広さがよく分かります。なぜクラックにならないのか不思議なくらいです。シルエットの変化もすごいですね。良く言えば、足の形に馴染んできたということでしょうか。甲の部分が低くなり、若干スマートに見えます。一番変化が感じられるのはソールです。踏みつけ部分の凹凸は完全に消失しています。

社畜
社畜

濡れたコンクリートの上は滑ると思ったら、そういうことか。

☑正面からの状態

BEFORE
AFTER

革底の靴では減りやすいソールの爪先は、あまり減っていません。もともと爪先が上に反った形状だからでしょうか。この点は、あいかわらず高ポイントです。

☑背面からの状態

BEFORE
AFTER

硬質のラバーが貼ってあるカカト部分のソールですが、さすがに1年履くと減ってきましたね。

もっとも驚くべきは、傾きですね。かなり内側に傾いています。この特徴は、オーバープロネーションです。ソールが柔らかいため、内側がヘタって傾いてしまったわけです。

奥さま
奥さま

履き続けると、骨格に悪そうだね。

社畜
社畜

濡もともと骨格が歪んでいるのでこうなったのですが、歪みがない人は、外側がヘタるのでアンダープロネーションになる可能性がありますね。

どちらにしろ、柔らかくてヘタりやすいソールは体に悪のは間違いないです。

骨格に歪みがある人は、歪みが悪化する可能性があるので、硬めのソールの靴を選んだほうが良さそうです。

☑底面の状態

BEFORE
AFTER

ソールは、画像では分かりにくいですが、踏みつけ部分がえぐれるようにすり減ってしまいました。濡れたコンクリートではスリップします。EVA素材なのでしかたないですね。EVA素材とは、簡単に言うと『Crocs』のサンダルと同じ素材です。軽くて柔らかい一方、削れやすくヘタりやすい特徴があります。カカトには硬質のラバー素材が貼り付けてありますが、さすがに1年間履くとすり減ってますね。カカトのEVA素材部分は、溝がほとんど消失しています。

総じて、ソールは寿命ではないでしょうか。

社畜
社畜

わたしは、穴があくまで履きますけどね。

1年間履いてみた感想。結局、テクシーリュクスは買いなのか?

以前の記事で、テクシーリュクスをAmazonで購入したことを発表し、サイズ感や履き心地、気になった点などを紹介してきました。

まず、買ってすぐの判定は『買い』でした。詳しくは、こちらをご覧ください。

このとき、ビジネスシューズに求めていた条件は、『雨の日に履けるゴム底』であること、『たくさん歩くので歩きやすい』こと、『比較的安い(5,000円程度)』ことであり、テクシーリュクスは、それを満たしていましたので、『買い』と判断しました。

そして、6ヶ月履いてみて改めての判断は『保留(中立)』でした。詳しくは、こちらをご覧ください。

なぜ、6ヶ月履いて判断が変わったかというと、『耐久性』に疑問が生じたためです。

疑問点は、ソールがEVA素材であるため削れやすく1年間履けない可能性があることでした。例えば、踏みつけ部分にも硬質ラバーを使うなどの改良があれば評価も変わって来たと思いますが、2022年5月現在、改良はされていないようです。すると、しっかりした革靴を修理しながら履くほうがコスパがいいということになります。

社畜
社畜

それでは、テクシーリュクスを実際に1年間履いてみて、改めての判断を発表します。

1年間履いてみて、改めての判断は『中立』です。

理由を説明します。

疑問だった耐久性について、1年が心地よく履ける限界だと感じました。ソールの削れだけでなく、ソールのヘタりも限界です。また、ソールだけでなくアッパーの履きジワもかなり深くなりました。顔料コーティングが分厚いためか、クリームの浸透が悪いことも影響していると思います。

もう一つ、アッパーについて悪い点があります。それは、革が薄いためか『非常に伸びる』ということです。社畜が靴紐をしっかり締めるタイプだからかもしれませんが、靴自体に伸びが出てきてサイズ感が緩くなりました。テクシーリュクスはもともと大きめのサイズ感ですが、ワンサイズ(1cm)は小さめを買っておかないと、一年経つと後悔することになります。

社畜
社畜

この値段の靴に求めるのは酷かもしれませんが、革質は悪いです。

薄い合成皮革みたいです。

初期投資はかかりますが、例えば『スコッチグレイン』などのしっかりした革靴を修理しながら履くほうがコスパがいいということです。

そのほうが、見栄えもいいのでビジネスにおいてもプラスになる可能性すらあります。

では、なぜ『買いではない』ではなく『中立』なのか、というと、そこには『テクシーリュクス』の利点もあるからです。

購入した経緯でも書きましたが、石垣島はアスファルトがデコボコで、とてもつまづきやすいです。また、周囲が海で山もないため、突然大雨が降ることがあります。こんな状況で『しっかりした革靴』を履くのは、靴好きの方には、大変なストレスだと思います。

その点、『テクシーリュクス』は、Amazonのセールでは5,000円以下と比較的安くで買えるものもあるので、1年での使い捨てと割り切れば買ってもいいのかな、と言うのが正直な気持ちです。

社畜
社畜

というわけで、石垣島にいる間はこのまま履き続け、穴が空いたら買い直すかもしれません。

これから『テクシーリュクス』の購入を検討されている人は、参考になりましたでしょうか?

皆様の靴選びの旅のお役に立てたなら嬉しいです。

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