はじめに、投資は自己責任であることを理解したうえでお読みください。
以前の記事で、『楽天証券でつみたて投資を始めたら必ずやるべき設定』を紹介しました。
おかげさまで、ご好評をいただきましたので、今回は、第二弾をご紹介します。と言っても、今のところ、これが最終回です。
前回と同様に、最初に設定してしまえば、手間なく投資効率を高めることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
楽天証券でつみたて投資を始めたら必ずやるべき設定
それでは、楽天証券でつみたて投資を始めたら必ずやるべき設定を説明します。
今回の設定も、投資信託の買い付けで、楽天ポイントを効率よく獲得するという内容です。
前回と同様に、最初に積立設定をしてしまえば、あとは何もしなくてOKです。
では、順番に見ていきましょう。
つみたて投資の前に、事前に準備しておくこと。
今回利用するのは、楽天銀行の『ハッピープログラム』と、『自動入金(スイープ)』という機能になります。
自動入金は、前回も利用しましたが、楽天証券と楽天銀行を紐付ける、『マネーブリッジ』の設定をしておく必要があります。
楽天証券と楽天銀行を利用している人は、すでに設定済だとは思いますが、まだの人は、先に設定をお願いします。
- 楽天銀行で『ハッピープログラム』にエントリーしておく。
- 楽天銀行で、『マネーブリッジ』の設定をしておく。
楽天銀行の『ハッピープログラム』
楽天銀行の『ハッピープログラム』には、様々な優待がありますが、その中の『自動入金(スイープ)』を利用したときの優待を使います。
ハッピープログラムにエントリーして、『自動入金(スイープ)』を利用すると、楽天ポイントが付与されます。
付与される楽天ポイントは、会員ステージに応じて、1〜3ポイントとなっています。
社畜の会員ステージは、スーパーVIPなので、3ポイント付与されます。
わたしもスーパーVIPだったよ。楽天銀行をメインバンクにしていれば、ほぼスーパーVIPになりそう。
楽天ポイントが付与される回数は、無制限ではありません。楽天証券に入金があった日ごとに、1ヶ月に3件までとなっています。
わかりやすく説明すると、同じ日に2回自動入金しても、ポイントは1回しか付与されません。最大限ポイントを獲得するためには、1ヶ月間に3日に分けて自動入金する必要があります。
- 楽天証券に『自動入金(スイープ)』すると、楽天ポイントが付与される。
- 付与されるポイントは、会員ステージに応じて、1〜3ポイント。
- 付与される回数は、1ヶ月に3件まで。
【第二弾】つみたて投資の設定。
それでは実際に、つみたて投資の設定をしていきます。
楽天証券にログインし、投資信託の『積立購入』をタップします。そして、積立をしたい投資信託を探します。
今回は、『楽天・全米株式インデックスファンド(楽天バンガードファンド全米株式)』にしてみました。アメリカで上場している全企業約4,000社に分散投資するファンドです。
次は、引き落としの設定です。ここでは、必ず『証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)』を選択してください。マネーブリッジを選択しないと、楽天ポイントが獲得出来ません。
つみたて投信の引落方法は、マネーブリッジを選択する。
積立指定日は、5日にしました。ここは、1日でなければいつでもOKです。
次に、積立金額です。今回は、投資効率の最大化が目的ですので100円にしました。付与される楽天ポイントは、積立金額に関係なく、ハッピープログラムの会員ステージに応じて、一律1〜3ポイントです。投資効率は、積立金額を100円にすると最大(3%)になります。
投資効率を最大化したい場合は、積立金額を100円にする。
『楽天・全米株式インデックスファンド(楽天バンガードファンド全米株式)』の分配金コースは、再投資型のみです。
ボーナス設定は、『しない』を選択してください。
次は、口座選択です。こちらは、確定申告不要の『特定』がおすすめです。
最後に、注文内容の確認です。社畜は、すでに同積立を設定済なので、エラーが出ます。新たに設定する人は、間違いがないか確認しましょう。
前回の記事の設定をしている人は、ポイント利用の変更をしないように気をつけてください。
確認が終わったら、取引暗証番号を入力して、『注文する』をタップしてください。これで、1セット完了です。
ハッピープログラムの楽天ポイントは、最大で3回獲得できるので、これを3セット注文します。
ここで注意点です。
今回は、5日で注文したにもかかわらず、画像の初回買付日は7日になっています。
これは、買付指定日が休日の場合、買付日は翌営業日になるためです。
買付指定日は3日に分ける必要がありますが、連続した日を選ばないように気をつけましょう。
上の画像の2021年6月でいうと、買付指定日を、5(土)、6(日)、7(月)の3日間にしてしまうと、買付日は3件とも6月7日になります。
ポイント(2)で説明したとおり、同日に自動入金された件数は、1件としてカウントされるので、ポイント獲得も1件分のみとなります。
社畜は、5日ごとに計4回の積立設定をしています。年末年始やゴールデンウィーク、シルバーウィークなどで買付日が同日にならないように保険です。
以下が、積立設定画面です。参考にご覧ください。
毎月5日に100円。
毎月10日に100円。
毎月15日に100円。
毎月20日に100円。
今のところ、この設定で、毎月9ポイント獲得できています。
- 買付指定日は、3日以上空ける。
- 心配な場合は、買付指定日を4日間(4件)にする。
デメリット?
3%もポイントが付与されるなら、第一弾より効率がいいね。
デメリットは無いの?
デメリットではないけど、気をつけないといけない点はあるよ。
納得がいかない人は、第二弾は利用しない方がいいかもね。
今回の設定には、デメリットはありませんが、気をつけないといけない点があります。
それは、新たに積立設定をする3つの投資信託は、同じ投資信託を選ぶ事ができないということです。
例えば、1件目にeMAXIS slim 米国株式(S&P500)を設定すると、2件目と3件目は、別の投資信託しか設定出来ません。
購入したい投資信託が3種類以上ない人は、第二弾は、利用しないほうがよいでしょう。
第一弾のマネーブリッジ積立で、eMAXIS slim 米国株式(S&P500)を設定している場合は、これとの重複も認められません。
購入したい投資信託が、3種類(または4種類)以上ない人には向かない。
ちょっと脅しのようになってしまいましたので補足します。
米国株式に連動する投資信託だけでも多数ありますし、経費率も誤差程度です。積立金額も300円ですから、考えすぎずに購入しても大きな問題はないでしょう。
経費率の高い、ぼったくりファンドにだけは気をつけましょう。
まとめ
この記事では、楽天証券でつみたて投資を始めたら必ずやるべき設定の第二弾を紹介しました。
必ずやるべき設定の第二弾
- 楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジを設定する。
- 楽天銀行で、ハッピープログラムにエントリーする。
- 投資信託を月に3回以上積立設定する。
- 積立指定日は、3日以上空ける。
- 引落方法を楽天銀行マネーブリッジに設定する。
- 積立金額を100円にする。(金額を増やしてもよいが、投資効率は下がる。)
以上の設定を最初に1度するだけで、毎月300円の投資信託購入で、楽天ポイントを9ポイント獲得できます。
デメリットの少ない設定ですし、第一弾ほど高額の負担もありません。投資デビューの人も、ぜひ設定してみてください。
獲得した楽天ポイント9Pは、再投資できないんだね?
いいところに気づいたね!
他の楽天のサービスで貯まったポイントと合算して、不定期にスポット購入したらいいと思うよ。
手動はめんどくさいし、忘れそうだな〜
第一弾の設定をしている人は、毎月1日のマネーブリッジ積立金額を509円にして、ポイント利用を509Pにすれば自動化できるよ。
それでいこう!
はいはい。
でも、他のサービスで貯まる楽天ポイントがあるから、どちらにしろスポット購入もするんだよ。
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