「貯金に全振りは、今しかできない経験を失う」に反論する底辺の社畜

経済的自由

ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。

2026年5月1日、わが家の運用資産が1800万円を突破しました。と言っても、運用中なので評価額は日々変動しており、今時点で1800万円を超えているとは限りません。まさに絵に描いた餅とあったところでしょうか。

ここまで資産を築くために、わたしがしてきた事は、たったの二つ。「節約」と「投資」です。細かく分けると、もっとしてきた事はありますが、大きな括りで言うと、この二つという事になります。

奥さま
奥さま

ヤフオク!での物販は含まれないんだね。

社畜
社畜

あれは副業と呼べる水準には達していないからね。資産形成には、全くと言っていいほど寄与していません。

特に、まだまだ資産が膨らんでいない現時点において、資産額に与えた影響としては「節約」が最大のものであったと断言できます。

ところが名著「DIE WITH ZERO」の影響でしょうか。最近は、「若いうちは、貯金より経験にお金を使うべきだ」と言う考え方が大きなムーブメントになっていると感じます。

貯金に全振りして将来の安心を得ることは良い選択ではあるが、一方で「今しかできない経験」を逃すと後で後悔することになる。人生は経験の合計であり、体力や時間がある若いうちにしかできないことにお金を使う事には何ものにも代えがたい価値がある。この考え方は正解だと、わたしも思います。

しかし私は、この考え方によって、0か100かと言う極端な考え方をする人が少なからず現れるのではないか、ということを懸念しています。

SNSをみると、経験に全てのお金を注ぎ込み、将来に向けた資産形成を全く考えない生き方をする人が、実際に現れています。

もらった給料は全て使い切り。それどころか、支払いはクレジットカードなので借金、前借り状態です。お金の使い道は、「映える食事」「映える旅行」「映える高級ブランド品」「映える高級車」「映える部屋の家賃」といった「見栄」と「映え」のための消費。

それ、人生において「必要な経験」ですか?「投資すべき経験」ですか?

「DIE WITH ZERO」には、「記憶の配当」という考え方があります。若いうちに経験(旅行、学び、体験)にお金と時間を投下する事で、その経験は、その後の人生で何度も「配当(幸せや思い出)」を与えてくれるでしょう。幸福度は雪だるま式に高まる事になるのです。つまり経験は、年齢とともに価値が増す人生の資産というのが「DIE WITH ZERO」の考え方です。

繰り返しますが、「今しかできない経験」や「記憶の配当を与えてくれる経験」には、お金を使う価値があります。

いくつか例を挙げてみましょう。

まず、海外留学やバックパッカー、ワーキングホリデー。これは、体力がなければできません。見知らぬ土地でも順応できる生命力は若さの特権と言えるでしょう。さらに、海外生活で得た経験は、その後の人生の岐路で、幅広い選択肢を提示してくれるはずです。

次に、スキルや資格を取得するための学費。プログラミング、語学、MBAなど、将来的に高いリターンが見込める分野への自己投資は、若ければ若いほど大きな配当を受け取れるでしょう。仮に失敗しても、そこまでの過程でさえ将来の糧になるでしょう。わたしも英語はもっと勉強しておけばよかったと後悔しています。わたしの職場では、海外勤務のチャンスがあるので、応募資格(TOEIC800点以上)があれば、FIREや早期退職なんか考える必要がない人生を送れていたと思います。

次に、高級ホテルスウィート宿泊や高級レストラン・料亭での贅沢な食事。これは、年をとってからでもできますが、20代のうちに経験すると、50代と比較して何倍もの価値を持つと言われます。確かに、最高のサービスがどういったものか知っておくことは、将来的に役立つ場面が想像できますよね。また泊まりたい、と言う気持ちをモチベーションに仕事に励む人もいるでしょう。ホテルマンを目指す人には、「マスカレードホテル」を観るより、最高の実体験になるでしょう。ミシュラン星レストランで著名人と同じ空間で食事するのも同様です。少なくとも、食べたこともないのに「高級レストランでの食事より、B級グルメのほうが美味しい」と言う人より、ずっと言葉に重みが出ます。

さらに意識が高い人なら、起業・独立に挑戦するのもいいでしょう。若ければ、失敗してもやり直せる時間があります。リスクを取って行動できるのは若者の特権です。

意識低い系でも気にすることはありません。趣味や推し活にお金を注ぐのも、「今しかできない経験」です。推しは推せるときに推せ、は名言ですね。体力や情熱がマックスの時期に、好きなものに全力を注ぐことは、あとで振り返ったときに幸せの配当を出してくれる記憶の財産です。その過程で築いた友人も、かけがえのない財産です。

こういった、「今しかできない経験」や「記憶の配当を与えてくれる経験」には、お金を使うべきです。何も経験せず、節約して財産を築いても、死ぬときに残るのは後悔だけです。

奥さま
奥さま

死ぬときに、お金を残してたってしょうがないもんね。お金を墓場に持っていっても何の意味もないから。

社畜
社畜

全くそのとおり。子どもたちには、自分が死んだ後の葬式代とかで迷惑が掛からない程度のお金を残せたら、それで充分だよね。

大きすぎる遺産は争いを生むって言われてるし。

一方で、自分の葬式代を子どもに負担させることについて、あなたはどのように考えますか?

それは、子どもの経験の機会(お金)を奪うことですよね。葬式代だけならまだマシです。生活費の援助をしてもらうような事になったら、わたしは、若い頃に何も経験しなかったことより後悔するでしょう。

少なくとも、子どもを含む家族に迷惑をかけないよう、死ぬその時まで経済的に自立しておくことは、経験よりも何よりも優先すべきことです。

もう一つ、以前にも書いたことです。わたしの職場が「ブラック」であることを差し引いても、職場の同僚も、学生時代の友人も、誰もが「仕事を辞めたい」と思った事があります。一度も仕事を辞めたいと思ったことがない人には、わたしは会ったことがありません。

心を病み、やむなく退職していった同僚もいます。心を病むまで会社を辞めれなかった理由は、経済的な理由です。守るべき家族がいたからです。もし、この同僚に、「早期退職」の選択肢があったらどうなっていたでしょうか?「いつでも辞めれる」という切り札を持っていれば、そこまで追い詰められなかったのではないでしょうか?

「DIE WITH ZERO」は考え方に過ぎません。0か100では無いのです。「経験」にお金を使うことは否定しません。しかし、「いつでも辞めれる」という切り札を持つために、並行して資産形成は行ったほうが、人生の幅は広がります。

22歳から資産形成を始めれば、オルカン30年平均利回りの約7%で運用した場合、毎月5万円の積み立てで37年で1億円に到達します。59歳ですね。60歳定年前にFIREできます。

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、2024年における新卒の平均賃金は、大卒の男性で25万1,300円、大卒の女性で24万4,900円でした。額面で約25万円、手取りで約20万円ですね。(※従業員1000人以上の企業を対象としています。)

まず、毎月5万円積み立てしましょう。節約すればできます。そこから生活費を引いて、残りは「経験」に使ってください。

0か100ではありません。5万円積み立てで「いつでも辞めれる」切り札を目指しつつ、「今しかできない経験」をしていきましょう。

社畜
社畜

わたし自身、「節約」に全振りかというと、そうではありません。「今しかできない経験」にも投資しています。

奥さま
奥さま

そんなものあったっけ?

わたしは食べることが好きです。

だから「今しかできない経験」と判断したら、高くても買って食べるようにしています。

少し紹介しますと、今年に入ってこんなものを食べました。

2026年正月に放送された、芸能人格付けチェックの「浜田ビーフシチュー」645円(税込)です。高いです。

同じく、2026年正月に放送された、芸能人格付けチェックの「浜田唐揚げ弁当」699円(税込)。高いです。

これは、2025年の秋頃でしょうか。「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」コラボの「ドカ盛り!欲張り中華弁当」753円(税込)です。1500kcalぐらいあった気がします。若い頃はいくらでも食べれたんですが、アラフィフになると苦しいです。まさに、「今しかできない経験」ですね。

これは、2026年1月にローカル番組「福岡くん」で放送された企画商品。福岡くんとセブンイレブンがコラボした商品「おにぎりからあげ」280円(税込)です。おにぎりと唐揚げ1個でこの値段!本当に高い!他にも「博多皿うどん」と、チキンパティとたまごサラダがサンドされた「福岡くん。コラボバーガー」も食べました。写真撮り忘れたけど。これも期間限定の「今しかできない経験」です。

奥さま
奥さま

食べたね〜。確かに思い出すと幸せになるから「記憶の配当」を受け取ってるね。

社畜
社畜

ブログに残すことで思い出しやすくなるので、一石二鳥!

「今しかできない経験」は大切です。

最後に、「お金は失っても取り戻せるが、時間は取り戻せない」という言葉があります。

資産運用を始めて気付いたことですが、経済的に自由になれる程度の資産を築くには、かなりの時間が必要です。

何が言いたいかというと、「お金は失っても取り戻せる」とは限りません。時間を取り戻すことができないように、失ったお金を取り戻すことも、凡人には難しいと言うことです。

繰り返になりますが、0か100ではありません。「お金」も「今しかできない経験」もバランスよく増やして、死ぬときの後悔が最小限になる人生を送りましょう。

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