子どもに伝えたい、社会人になって知った真実。

経済的自由

ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。

日々、節約に励みながら、つみたて投資をしています。

運用資産の含み損益は、株価指数の上下動で増えたり減ったりしています。しかし、徐々に入金額を増やしていくことはできましたので、資産自体は徐々に増えてきています。

社畜
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大切なのは、入金力を高めること。今のわたしには、イコール節約です。

やっと、経済的自由と早期退職の道筋がハッキリと見えてきました。

子どもも大きくなって来ましたので、わたしの人生の失敗を子どもに繰り返させないために、経験から得た知識を残したいと思います。

すべての人に当てはまるとは限りませんが、私の近辺の人は大体わたしと同じ境遇にいるように見受けられますので、ほんの少しくらいは学べるところがあると思います。

特に、20〜25歳前後であれば、全然軌道修正ができると思いますので、将来に迷いがある方は、参考にしていただけたらと思います。

40代になって知った、社会人の恐ろしい真実。

結論からお話します。

社畜
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子どもたちよ、よく聞いておきなさい。

すべての人は、「仕事をやめたい」と考える瞬間が必ずあります。

職場で同僚と話したときに、仕事を辞めたいと思ったことがない人は、一人も居ませんでした。これは100%です。

いつ辞めたいと思ったか、については様々です。入社してすぐに辞めたいと思った人もいれば、30歳頃に思ったという人もいます。

なぜ、仕事を辞めたいと思ったか、についても様々です。

入社してすぐに、人間関係が嫌で辞めたくなった人。転勤のタイミングで、人間関係が辛くなった人もいました。

仕事の責任が重くなってきたときに、プレッシャーで辞めたくなった人。適応障害やうつ病を発症して休職した人もいます。

転勤で通勤時間が長くなり、辞めたくなった人。早朝に起きなければ間に合わないことと、長時間の満員電車で身体が悲鳴をあげているとのことでした。

これは、ブラック企業であるわたしの勤務先に限った話ではありません。

わたしの高校や大学の友人とたまに会って話すとき、仕事の事は必ず話題になります。

その会話の中で、程度の差はあれ全員が仕事を辞めたいと思った事がある、辞めたいと思っていると言います。これも100%です。

公務員の友人もいます。

知らない人がいない、日経225に採用される上場企業に勤務している友人もいます。

地元では誰もが羨む地方銀行に勤務している友人もいます。

親を継いで、個人事業主となった友人もいます。

もちろん、地元の中小企業に勤務している友人もいます。

その全員が、仕事を辞めたいと思った事がある、または辞めたいと思っています。

辞めたいと思った事がある、辞めたいと思っているのは、友人本人だけではありません。友人の同僚も、全員が辞めたいと思った事がある、辞めたいと思っている、と言うのです。

他人が羨むような大企業でも、出世競争に敗れて、モチベーションを落としてしまうこともあります。

地方銀行の友人は、支店長が限界で、そこから上はないと言っていました。わたしからすると充分なポジションと年収だと感じますが、本人は納得できていないようです。

同期入社の同僚が執行役員へのコースを歩んでおり、役職定年も定年退職もないそうです。

役職定年で、年収が30%減ります。さらに、定年退職後の再雇用となると、年収は50%も減ります。

今、年収で1,200万円も貰っているのだから、30%減で840万円、50%減で600万円。わたしからすると充分ですが、本人としては納得がいかないのでしょうね。

話が逸れてしまいましたが、お伝えしたいことは、一つです。

「仕事をやめたい」と考えない人はいない、ということです。

これは、個人的な感想ではありません。

程度や時期は様々ですが、友人の同僚まで範囲を広げたとしても、100%の確率で、少なくとも「仕事をやめたい」と考えたことはある、というのが、わたしがたどり着いた結論です。

社畜
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わたしが仕事をやめたい理由は、複合型です。

人間関係も、自由な時間も、年収も理由です。

30歳のときには、辞めたいと思いました。

わたしの失敗は、入社したときは、将来的に「仕事をやめたい」と考える事があるということを、想像すらしなかったということですね。

ですから、それに対する何の対策も打たなかったのです。

子どもたちよ、絶対に覚えておいてね。

あなたの人生においても、「仕事をやめたい」と考える瞬間が必ずあります。

社会人の真実は恐ろしくても、対策はある。

まだ、社会に出ていない人も、社会に出たばかりの人も、社会人の真実は理解できましたか?

では、質問です。

「仕事をやめたい」と考えたときに、あなたに採れる選択肢は残されていますか?

ここで、採れる選択肢は、3つあります。

1.辞めない

2.転職する

3.辞める

辞めない

実際は、「1.辞めない」を選ぶ人が大半でしょう。いや、「1.辞めない」を選ばざるを得ない人がほとんどではないでしょうか。

もちろん、辞めたい気持ちがそれほどでもない人は、仕事を辞める必要性は低いでしょう。軽く「もう、仕事辞めて〜」とかいう人もいますもんね。

しかし、適応障害やうつ病の一歩手前まで追い詰められた場合はどうでしょう。

職場が許してくれるなら、休職するのも一つの手段です。会社勤めの人には、公的保険から「傷病手当金」という給付を、最大1年6ヶ月受給することができます。金額は、おおよそ給料の額面の3分の2程度になります。

では、病気になるほどではないけど、病気の一歩手前の場合はどうでしょう。

ほとんどの人が、経済的な事情で我慢をしながら仕事を続けるのではないでしょうか?

社畜
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わたしは、いまココです。

ですが、この状態を、あなたが定年退職するまで続けられる保証なんてどこにもありません。

自分の限界は、限界が来たときにしか分からないのですから。

転職する

今の仕事は続けたくない。もしくは続けることは現実的ではない。

では、「2.転職する」は、現実的でしょうか?

転職を選べない一番の理由は、経済的な理由、やはり給与が下がることでしょう。

新卒と違い、中途採用に求められるのは即戦力です。

他の企業でも通用する資格やスキルを身に着けている人は、転職も可能でしょう。

しかし、ヘッドハンティングなどの一部を除いて、給与が上がることは稀な事です。

転職して収入がアップした、なんて聞いたこともある人がいるかもしれませんが、それは一部の例外です。

もし、転職で一般的に年収がアップするのだとすれば、今の日本の人材の流動性はもっと高くなっていないとおかしいですよね?

分かりにくいという人のために言い換えると、転職で年収が上がることが一般的であるなら、日本の平均賃金が30年間も停滞しているはずはないということです。

転職で年収がアップした人の例がクローズアップされるのは、それが珍しいからです。一般的には、転職すると収入は下がります。

となると、「2.転職する」という選択肢も、「1.辞めない」と同様に、経済的な理由から選ぶことが出来ないというのが現実ということになってしまいます。

さらに、辞めたい理由が人間関係であるならば、「2.転職する」を選んだとしても、必ずしも好転するとは限りません。

転職先での人間関係が良好である保証なんてどこにもないのですから。

辞める

今の仕事を続けたくはない、もしくは続けることが困難。

でも、転職をしても、今より悪くなる未来しか見えない。つまり、転職も現実的ではない。

では、「3.辞める」という選択肢は現実的と言えるのでしょうか?

もっとも、現実感がないですよね?

仕事を辞めたい理由が、経済的な理由以外であるならば、そこだけは仕事を辞めることで好転するでしょう。

しかし、仕事を辞めてたとしても再就職しなかったら、生活することができますか?生きていくことができますか?

薄っすらと見えてきたのではないでしょうか。

仕事を辞めることができない理由の大部分は、経済的な理由である、ということが。

逆に言えば、経済的な問題さえ解決すれば、仕事を辞めることができるのです。

例えば、独立行政法人労働政策研究・研修機構の『ユースフル労働統計2021』によると、大学院卒・大学卒の男性の生涯年収は2億6900万円となっています。

つまり、22歳時点で2億6900万円を持っていれば、仕事をしなくても平均的な生活を送ることができるということです。

しかも、これは2億6900万円を現金で持ち続けた場合の例です。

例えば、金融資産を年利5%で運用できたとすると、税引後で約4%が手元に残ります。もし1億2500万円の金融資産を持っていれば、毎年500万円を使っても、机上の理論では金融資産は減りません。

1億2500万円の金融資産を築いてしまえば、仕事を辞めるという選択肢は、現実的なものになります。

いや、実際は1億2500万円もの金融資産は不要です。

調査機関によってデータはまちまちですが、日本人の平均年収は400万円前後のようです。400万円あれば平均的な生活はできるということです。

さらに、完全に仕事を辞める必要はありません。

ストレスがないように、1日4時間、週に5日働いたとします。週に20時間で1年間は52週間ですから、年間1040時間働きます。時給1000円として、約100万円の収入です。

平均的な生活を送るための平均年収が400万円ですから、給与収入100万円を除いた300万円を資産運用で賄えれば、平均的な生活を送れますよね。

年率5%、税引後4%で運用できたとすれば、必要な金融資産は7500万円ということになります。

働けなくなったらどうするのか?

65歳まで耐えることが出来れば、毎月約6万5000円の基礎年金を受け取ることができます。夫婦で13万円ですね。

ほら、もう働く必要はありません。

社畜
社畜

わたしの場合は、年間の生活費は400万円も要りません。

年間の20万円で生活している人も知っています。

奥さま
奥さま

FIRE●●さんの事ね?

ホームレスは嫌!

必要な生活費は、人それぞれです。

その必要な生活費を賄うことができる金融資産を確保できれば、仕事を辞めるという選択肢は、現実のものとなります。

社会人になって知った真実。私の失敗は、

「FIRE」という生き方を知らなかったこと

です。

資産運用がそんなに上手く行くのか、という疑問を持つ人もいるでしょう。

もちろん、資産運用が上手くいく保証はありません。

ですが、世界の人口は右肩上がりに増え続けており、世界中のGDP合計も右肩上がりで増え続けています。

少なくとも、あと30〜50年程度は経済は成長を続けるはずです。

そもそも、世界経済が縮小を始めれば、あなたが会社にしがみつく事もできなくなると思いませんか?

世界経済が縮小し始めれば、あなたの会社も潰れますよ。

あなたは解雇、用無しです。

そうなったとしても、ある程度の資産を築いておけば、何もしていない人より安定した生活ができます。

資産を築くメリットは、他にもあります。

「1.辞めない」という選択肢が現実的なものになるというメリットです。

ここは個人的な想像ですが、「いつでも仕事を辞めることができる」というカード、つまり切り札を持っておけば、それが心のゆとりとなり、ストレスへの耐性が増すことが想定されるのです。

これは、「2.転職する」という選択肢を選ぶ場合にも言えると思います。

人間関係で今の仕事を辞めたくなったとき、転職は有力な選択肢です。

仕事を辞めれるだけの資産があれば、給与が少なくなることを恐れずに、転職への一歩を踏み出せるのではないでしょうか?

「FIRE」という生き方を知ること

そして、経済的自由に向けた行動をすること、それは必ずあなたの人生における選択肢を増やし、あなたの人生を豊かにしてくれるはずです。

まとめ

わたしの人生における失敗を見ていただきましたが、あなたはどのように感じましたか?

1.すべての人は「仕事をやめたい」と考える瞬間が必ずある。

2.「FIRE」という生き方がある。

この二つを知らなかったことが、50歳に近づいた今、わたしが失敗だったと感じていることです。

特に、1の「仕事を辞めたいと考える瞬間が必ずある」ということは、入社したばかりの自分には想像もできなかった事です。

奥さま
奥さま

いまは、毎日「辞めたい」って言ってるもんね。

そして、2の「FIREという生き方」を知らなかった為に、仕事を辞めたいと悩み始めたときに、何もすることができませんでした。我慢して仕事を続ける以外の選択肢がなかったのです。この状況には、愕然としました。

社畜
社畜

これを「社畜」と呼びます。

最初に、20〜25歳前後であれば軌道修正ができると書きました。

これは、正直な感想です。

わたしは、40歳も半ばで節約と投資を始めました。数年が経ちましたが、経済的自由に到達するには長い時間がかかる、というのが今の実感です。

20〜25歳前後、少なくとも30歳前に行動を起こすことで、40歳を過ぎる頃には経済的自由に到達している可能性が高いです。絶望的なレベルで「仕事を辞めたい」状況に陥ったときには、仕事を辞めるという切り札を手にしている可能性があるのです。

これを読んで何かを感じた方は、ぜひ行動を起こしてください。

すぐにです。

社畜
社畜

子どもたちよ、君たちが苦労すると思うと心が辛いのです。

奥さま
奥さま

うん、そこは同意。

心を病む人もいるから、逃げ道を作ることはとても重要なことだと思います。

社会を取り巻く状況は、厳しさを増しています。

わたしが就職してからの20年に限定しても状況は激変しています。

そして、残念ながら、この傾向は今後も続くでしょう。

身体と心の健康以上に大切なものはありません。

限界をむかえる前に、逃げ道を作っておいてください。

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