ど〜も!経済的自由をめざす、底辺の社畜です。
日本でもインフレが高進しています。
2023年のインフレの状況がどのようになっているのか調べてみましたところ、独立行政法人 労働政策研究・研修機構というところが公表していました。
以下、独立行政法人 労働政策研究・研修機構からの引用です。
“OECDによると、日本の消費者物価指数(総合インフレ率)は、2022年に大きく上昇し、2023年1月には4.3%まで上昇したものの、電気代と都市ガス代に対する政府補助金が新規に導入されたことで同年4月には3.5%まで低下した”とのことです。
また、“2023年の春闘交渉では3.7%の名目賃金の引上げが暫定合意され、前年比で大きく上昇した”とのことです。
実態とかけ離れているように感じるね。
給料は、3.7%も上がってないもんね。
皆さんの実感は、いかがでしょうか?
わたし個人の実感としては、インフレ率は20%以上に感じます。
以前、節約レシピとしての「卵かけご飯」を紹介しました。
この当時は、石垣島に単身赴任中で、卵10個入りパックを118円(税別)で購入していました。
さらに単身赴任前は、卵10個入りパックを98円(税別)で購入できていました。
しかし、2023年9月現在、近所のスーパーでは、大体298円(税別)が相場です。実に200%の物価上昇です。
卵は、「完全栄養食」であり、「物価の優等生」であり、さらに「美味しい」と、三拍子揃った究極の食材として、わたしの食費に占める割合は、とても大きなものでした。当然、家計への影響も計り知れないものとなっています。
他の例として、レトルトカレーを見てみましょう。
こちらも以前、節約メニューとして紹介していましたが、マックスバリュで購入できる「トップバリュ」のレトルトカレーは、54円(税別)で購入できていました。
しかし、こちらの商品、2023年3月で廃番となってしまいました。2023年9月現在、トップバリュの最安のレトルトカレーは78円(税別)となっています。
実に44%の物価上昇です。実際は、商品が違うので、純粋な値上げとは言えませんが、中身ではなく価格だけで判断すると、大幅な値上げとしか言えなくなってしまいます。
他には、わたしがよく買っているトップバリュのホールトマト缶。こちらは、令和5年3月くらいまで90円(税別)で買えていましたが、2023年9月現在は108円(税別)です。
他にも、例を上げればきりがありませんが、袋ラーメンや小麦粉、食用油など、わたしのような低収入家庭が頻繁に購入する商品は、OECDが言っているようなインフレ率3.5%などと生易しいものではありません。
体感では20%以上のダメージを、容赦なく与えてきます。
元の価格が低いものほど、値上がり幅が大きい印象です。
明らかに、便乗して値上げしてるよね。
値上げ分が、従業員の給与に還元されていないからね。円安とか海外のインフレで原材料が高騰してるから、値上げは止む無し、とは思うけど…。
製造業や小売業の決算が楽しみですね。
そう思うなら、製造業や小売業の株を買えばいいのに。
まあ、企業の内部留保が増えるのは間違いないよね。
このような、インフレと便乗値上げに対する対策は、「買わないこと」に尽きます。
しかし、生きていくためには、食べないわけにはいきません。
わたしが、実際にとったのは、安価な商品に切り替える、という行動です。
具体的には、食料品の大部分を「業務スーパー」で購入し始めました。
一例をあげますと、レトルトカレーです。近所の他のスーパーで、レトルトカレーの最安値を調べたところ、ハウス食品の「咖喱屋カレー」が最安値で180g78円(税抜)でした。100gあたり約43円(税抜)です。
ちょっと前まで200gだったんですけどね。
ステルス値上げはやめてほしい。
一方、業務スーパー「レストラン仕様 大人の大盛りカレー」は、250g×5袋で358円(税抜)なので、1袋あたり約72円(税抜)です。100gあたり約29円ですね。宮城製粉が製造していると書かれています。
味は、「咖喱屋カレー」の圧勝です。具も目視できるサイズのものがゴロゴロしており、食感もGOODです。
「レストラン仕様 大人の大盛りカレー」は、具は見えません。原材料を見ると、牛肉、鶏皮と書かれていますが、入ってるの?と疑うレベルです。
さらに、マンゴーピューレ、濃縮いちご果汁など、フルーツも使われてるみたいですが、味に深みは皆無です。
そもそも基本のオニオンソテー(中国製造)が最初に記載されているにも関わらず、玉ねぎの風味も感じられません。ただただ辛い液体です。
繰り返します。カレーの風味がある、ただただ辛い液体です。
では、なぜ買うのか?
それは、安くてお腹いっぱい食べれるからです。
一つ、このレトルトカレーを使ったメニューをご紹介しましょう。
業務スーパーでは、うどんが1玉22円(税別)で買えます。これも、少し前まで19円だったんですけどね。
「レストラン仕様 大人の大盛りカレー」に鰹だしを少々入れて温めます。ここに茹でたうどんを入れて、温泉たまご(約30円)を乗せるだけですね。
約130円で、「カレーうどん」の完成です。カレーが多いので、うどんの替玉をすることも出来ます。替玉をしても、なんと約150円です。お腹いっぱいになりますよ。
たまごは完全栄養食なので、栄養バランスもギリギリOKですかね?
※価格は、当時のものです。随時値上されると思いますので、ご注意ください。
つづいて、素麺です。
近所の他のスーパーの最安値は、イオンのプライベートブランド「トップバリュ ベストプライス」の「そうめん」で、600gで185円(税別)でした。100gあたり約31円です。
これが、業務スーパーでは、800gで185円です。100gあたり約24円ですね。
ちなみに味は、イオンも業務スーパーも違いが分かりません。麺が太く、つるつる感も悪いです。
調理は、1食で2束200gを茹でます。これに薄焼きにした2玉分の卵焼き(約60円)を千切りにした錦糸卵をトッピングし、麺つゆをぶっかけます。
1食あたり約120円。お腹も大満足の「そうめん」の完成です。
その他、塩、醤油、みりん、胡椒、だしの素、めんつゆ等の調味料は、業務スーパーのプライベートブランドに切り替えました。
他にも、お好み焼きソースや焼肉のタレも、大容量ですがやすいです。
よく使うマヨネーズは、近所の他のスーパーのセールの方が安かったので、そちらを使っています。
生産国の面では、国産より気になる点は有りますが、日本の食料自給率を考えれば、表示義務がないだけで、外国産がほとんどなのではないでしょうか。
もはや、いつの間にか外国産を食べている可能性が高く、気にしても仕方ない、というのが現状だと思います。
前に、近所の居酒屋さんが、中国産のにんにくを買ってるのを見たことがあります。
外食産業は、外国産の食材ばかりだと思うよ。
お米ですら、カリフォルニア米が使われているっていうニュースを見たことがあるし。
まとめると、インフレ、便乗値上げ、ステルス値上げに対する底辺の人間に出来る抵抗は、「安い商品に切り替える」ことです。
需要が減れば値段が下がるのは、経済の原理です。
底辺の人間が、団結して消費行動を変えれば、大手メーカーも値下げに動かざるを得ないはずです。
デフレは、経済に悪影響だと言われていますが、経済とは何でしょうか?大企業の内部留保のことですか?
インフレ分の賃上げも出来ない企業の利益を増やすために、あなたは高いお金を払い続けるのですか?
もちろん、どうしても生産国が気になる方は、オーガニック食材や、原材料の生産国が明示された飲食店を利用したほうが良いでしょう。
それでも、外国産を完全に排除することは難しいと思いますが。
確かに、最近は値上げのニュースばかりが流れてるからね。
「値段が上がってもしょうがない」と思い込まされてた気がする。
メディアは、企業から広告を貰う立場だから、企業寄りだってことは、念頭に置いておく必要があるよ。
テレビやネット記事の洗脳、恐るべし。
考えることをやめたら、生涯社畜だよ。
経済的自由を目指して
頑張ろー!!
おー!!
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