ど〜も!経済的自由を目指して日々節約と投資に励んでいる、石垣島に単身赴任中の底辺社畜です。
この記事では、単身赴任中の生活費のうち、水道・光熱費を、リアルな検針票で公開しています。
今回は、22ヶ月目の2023年1月分の水道・光熱費です。1年を超えた2022年4月から前年との比較も掲載しています。前年と比較してどれくらい節約できたかを確認することで、節約のモチベーションアップに繋げてしまおうという考えです。
また、一人暮らしを始める新社会人や、石垣島への移住を考えている人、単身赴任の予定がある人には、水道・光熱費の参考になると思います。
昨今の電気代高騰のニュースを見ると、石垣島は暮らしやすいなと感じました。
暖房を使う必要がないからね。
温暖な南国は暮らしやすいよ。
備忘録として、昨今の燃料価格の高騰を記録しておきます。
ニュースでは、1ヶ月の電気代が去年の倍になったとか、5万円を超えたとか、北国では10万円を超えたという家庭が取り上げられていました。
主な経費が電気代であったゲームセンターが閉店したというニュースは衝撃的でした。
燃料の高騰で、原材料の輸入価格も高騰し、食料品も値上がりしています。
沖縄県のソールフード『コンビーフハッシュ』や『ポークランチョンミート』は30〜40%も値上がりしました。食用油なんかは2年前と比較すると50%以上の値上げです。
外食では、マクドナルドの値上げが話題になりました。2年前は110円だったハンバーガーが170円ですよ?
ハンバーガーに170円は出せません。
スーパーでは、120円で美味しいのが買えます。
スーパーでも買わないでしょ?
でも、価格に転嫁出来ない飲食店は苦しいだろうね。
閉店も増えそう。
原油価格は社会情勢で大きく変動するからね。
消費者には、変動に耐えられるような賢い立ち回りが求められます。
賢い立ち回りって?
あなたのは、単なる我慢でしょ?
燃料高騰の要因は2つあります。
ロシアによるウクライナ侵攻に対して、各国が経済制裁を課しました。戦費確保のため、ロシアは原油価格を釣り上げました。もちろん、中東の産油国も便乗し、生産量を調整しました。米国はOPECに増産をお願いし、OPECは分かりましたと言いましたが、増産はされませんでした。もともと米国と中東は仲が悪いし、こんな儲かるチャンスをみすみすふいにするような商人はアラブには居ません。
もう一つの要因は円安です。コロナ対策で各国が緩和政策を採っていましたが、バラマキによるインフレ高進が自国民の限界に達したため、米国を筆頭とした日本を除く多くの国が引き締め政策へ転換しました。利上げですね。金利差によって円が売られて米ドルが買われ、一時は1ドル150円台という歴史的な円安へと振れました。当然、原油はドル建てで輸入されます。日本は他国より燃料の調達コストが増加しているのです。
2023年3月までは、電力会社が赤字を出して耐えてくれましたが、4月からは値上げが承認されたので、一般消費者が負担することになります。
コロナ初期に原油先物価格がマイナスだったときに散々儲けたんだから、原油価格が高いときは苦しんで当然じゃない?
この前、2021年の平均年収トップ500社が発表されてたけど、北海道から沖縄まで全ての電力会社がランクインしてたね。
赤字なのにボーナスが支給されるなんて、世間の感覚からはズレているよね。
それで電気料金値上げなんて、私には理解できません。
まず、人件費などのコストカットを進めて下さい。
では、大きな話が終わったところで、わが家の水道・光熱費を見ていきましょうか。
水道料金
まずは、水道料金です。検針票からご覧ください。
期間は、1月6日〜2月5日の30日間です。
使用量は、4㎥でした。
水道料金は、上水道料金が1,402円でした。これは、上水道の基本料金とメーター使用量の金額です。石垣島の水道料金は、上水道・下水道ともに10㎥まで、基本料金のみとなっています。
使用状況は、週に1〜2回の洗濯、毎日1〜2回10分程度のシャワー、毎日2〜3回の食器洗い、多くとも毎日10回程度のトイレ利用という生活が続いています。
経済的自由を達成したら、食器洗い乾燥機を買いたいなあ。
水道使用量はかなり減りそう。
お金持ちになったらね。
それに、電気代は上がるよ。
一人暮らしであれば、大体これくらいの使用量になると思われますので、参考にしてください。
- 使用量 : 4㎥
- 水道料金 : 1,402円
電気料金
次は、電気料金です。検針票をご覧ください。
期間は、1月4日〜1月31日の27日間です。
使用量は、42kWhでした。前月は46kWhでしたので減っています。電気料金は、1,153円でした。前月は1,569円でしたので、こちらも大きく下がりました。
使用状況は、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、照明、洗濯機、お風呂の24時間換気扇、扇風機、スマホの充電くらいです。
ずいぶんと安くなったね。
使用量はあんまり変わらないのに…。
使用量が減ったのは、単に期間が短いからだね。
料金が下がった秘密は、先月話してた燃料費調整単価だよ。
検針票の下の方をよく見てみて。
『国の支援で使用量1kWhあたり、低圧7円、高圧3.5円値引きしています。』
ずいぶんと恩着せがましい事が書いてあるね。
財源は、わたし達が払った税金でしょ?
他の無駄遣いに比べたらマシな使い方じゃないかな。
2023年4月から、電気料金が約4割値上げされるようです。
いつまでこの高価格が続くのかは分かりませんが、節電を徹底して、電気料金の上下動が家計に与える影響を小さくすることが大切だと、最近は特に強く感じます。
沖縄は、冬場の暖房費がかかりません。冬の寒さは耐えられないけど、夏の暑さなら耐えられるという人には、沖縄移住は光熱費の節約には有効です。
あなたみたいに?
お父さん、お母さん、暑さに強い身体に産んでくれてありがとう。
熱中症になったことなかった?
強くはないんじゃない?
沖縄に移住を考えている人には、冬場の暖房費がかからないことはアドバンテージになると思います。
- 使用量 : 42kWh
- 電気料金 : 1,153円
ガス料金
最後は、ガス料金です。検針票をご覧ください。
期間は、1月7日〜2月7日の31日間です。
使用量は1.0㎥でした。前月は0.7㎥でしたので0.3㎥も増えてしまいました。前年同月は1.4㎥だったようですので前年よりは減らせました。
ガス料金は、2,618円でした。前月は2,393円でしたので、こちらも大きく上昇しました。
使用状況は、1日1回40℃のシャワー、週に1〜2回の洗濯で45℃のお湯を47リットルずつ、週に1〜2回のレトルト食品の湯煎です。
1月は気温が下がるから、シャワーのガス代が高くなるんだろうね。
この時期は、冷たいシャワーは耐えられないのでやむを得ないですね。
- 使用量 : 1.0㎥
- ガス料金 : 2,618円
先月、電気料金の燃料費調整単価が下がるから、ガス料金の単価も下がらないとおかしいと話しましたが、あれは誤りでした。
電気料金の燃料費調整単価が下がったのは、燃料費が下がったからではなく、税金による補助があったためでした。
燃料の仕入れ価格が下がったわけではありませんでした。
早とちりしてしまい申し訳ありませんでした
税金からの補助を燃料費調整単価で表示するのが間違っていると思うけどね。
燃料費調整単価とは、原油・LNG(液化天然ガス)・石炭の燃料価格の変動(平均燃料価格)により、毎月自動的に決まる単価です。 貿易統計価格(実績)から原油、LNG、石炭それぞれの平均価格(3ヶ月平均値)を算定されます。東北電力HPより
確かに。
まとめ
2023年1月の水道・光熱費をまとめました。
期間 | 使用量 | 料金(税込) | |
水道料金 | 30日 | 4㎥ | 1,402円 |
電気料金 | 27日 | 42kWh | 1,153円 |
ガス料金 | 31日 | 1.0㎥ | 2,618円 |
合計 | 5,273円 |
1月の合計は5,273円でした。前月が5,364円でしたので、91円減となりました。
税金による補助で減っただけなので、将来に負担を延ばしただけですけどね。
続いては、前年との比較です。
2023年 | 2022年 | 前年比 | |
水道 | 4㎥ | 4㎥ | 0㎥ |
1,402円 | 1,402円 | 0円 | |
電気 | 42kWh | 48kWh | -6kWh |
1,153円 | 1,575円 | -422円 | |
ガス | 1.0㎥ | 1.4㎥ | -0.4㎥ |
2,618円 | 2,542円 | +76円 | |
合計 | 5,273円 | 5,519円 | -246円 |
相変わらずガスの使用量は減ってるのに、料金はあがってるね。忌々しいプロパンガスめ!
そうは言っても、他県の光熱費が数万円てニュースを見ると、沖縄の冬は恵まれてるなと思うけどね。
ここまで来ると、もはや自己防衛しかありません。
健康に影響を及ぼさない範囲で、空調を我慢することが必要になってくると思います。
国の支援の財源は税金です。最終的に負担をするのは国民です。
自分たちの世代で片付けばいいですが、子どもたちの世代にしわ寄せが行くかもしれません。
消費税がアップしたら、負担は子ども世代に引き継がれちゃうからね。
明るい未来のためにも節電・節約だね。
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