ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指している底辺の社畜です。
投資は全く上手くいっていませんが、節約に関しては単身赴任生活を通して驚異的なレベルアップを実感しています。
わたしは単身赴任先での生活費として、月108,000円頂いております。
これとは別に、ここ数ヵ月はオークションアプリで不用品を販売する副業を始め、月に2,000〜4,000円程度を稼いでいます。
しめて約110,000円が月の収入ということになります。
この金額が多いのか、少ないのかの判断は、個々人の状況によって変わってくるでしょう。
例えば、わたしの場合は、会社からの家賃補助のおかげで、共益費込みの実質家賃は16,500円で済んでいます。
これでも十分にありがたい事ですが、全国転勤がある企業では、借り上げ社宅で家賃負担0円という所も、当たり前に存在するようです。
会社が勝手に転勤させてるんだから、家賃は全額会社負担が当たり前でしょ!
まあまあ。補助がない会社もあるんだから。
この110,000円の収入から、支出を引いた残りが貯金となり、投資資金としてストックされていっています。
おおよそ平均すると、毎月5〜6万円の貯金ができています。
なかなか優秀なのではないでしょうか。
頑張ってるね。
でも、家賃補助が無かったら2万円くらいしか貯金できないんだね?
そこが大事なところ。
覚えておいてね。
では、前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。
『1円でも安い商品を求めてスーパーをはしごする』のは、果たして節約として正しい行動なのでしょうか?
ということです。
『1円でも安い商品を求めてスーパーをはしご』した方がいいのか?
結論から言ってしまえば、答えは個人の自由ということになるでしょう。
それでは身もふたもないので、私の場合の話をさせていただきます。
わたしは、『1円でも安い商品を求めてスーパーをはしご』しています。
それは、同じものを安く買えるのであれば、その差額が1円であっても、純粋に嬉しくなるからです。
もちろん、この感覚にたどり着くまでには、色々考えるところがあったのも事実です。
単純に、この考えを他の人に押し付ける気は、さらさらありません。
最初に書いたとおり、安いスーパーをハシゴするかどうかは個々人の自由ですし、反対意見の人の考え方も納得できるものであり、尊重されるべきものだと思います。
じゃあ、結局どうすればいいのよ?
これから、『1円でも安い商品を求めてスーパーをはしごする』事に反対する人の考え方と、それに対するわたしの考え方を紹介します。
繰り返しますが、わたし個人の考え方であり、反対派を否定する意図はありません。
両方の考え方、メリット・デメリットを理解したうえで選択して行動しましょう、ということです。
それぞれの考え方、メリット・デメリットを理解したうえで、自分の考え方に近い方を選んで行動していただければ、きっと後悔の少ない豊かな人生を送れることでしょう。
1円の話が、ずいぶんスケールの大きな方向に向かって行ってるね。
『1円でも安い商品を求めてスーパーをはしごする』事に反対する人の考え方と、わたしの考え方。
それではまず、『1円でも安い商品を求めてスーパーをはしごする』事に反対する人の考え方を見てみましょう。
時間のムダ
まず最初にあがるのは、時間のムダという理由です。
わたしが説明するまでもないことですが、スーパーマーケットやショッピングセンターは、それはもう沢山の種類の商品を取り扱っています。同じ醤油を買うだけでも、たくさんの種類の中から選ばなければならないほど、商品は充実しています。
つまり、スーパーマーケットに行けば、欲しい商品を短時間で、効率よく買うことができるのです。
チラシやスマホを見て、「あっちの卵が10円安い、こっちの納豆が5円安い」とか、日替りの特売品を求めて何軒もはしごした挙げ句、結局30分も多く時間をかけるのは、スーパーのメリットを消し去ってしまうという考え方ですね。
う〜ん。一理あるね。
これに対するわたしの考え方は、
短縮した時間を有意義に使えるのであれば、スーパーのはしごはしない方がいいでしょう。
です。
想像してみてください。スーパーのメリットを活かして短縮した時間を、あなたは何に使っているのでしょうか?
私の場合は、テレビを見る、スマホでゲームをする、スマホで動画を見る、スマホでネットを見る、といった程度です。いいとこ昼寝をするといったところでしょう。
では次に、買い物で、はしごをしたときに何が起こっているのかを考えてみてください。
歩き回ってますよね?
そうなんです。ウォーキングという運動ができているのです。
ジムに高いお金を払って運動しに行ったことを考えると、大幅なお金と時間の節約になっているではありませんか。
どちらが有意義な時間の使い方でしょうか?
考えるまでもなくスーパーはしごですよね?
買い物のお金も節約できて、健康にもよくて、ジムに行く時間とお金まで節約できちゃいます。
無理やり感はあるけど、本人がいいならいいんじゃない?
もちろん、短縮した時間を有意義に使えるのであれば、スーパーをはしごする必要性は低くなります。
例えば、遅くまで残業した疲れ切った身体で、帰りにスーパーをはしごするのはナンセンスです。
通勤経路にある近くのスーパーで買い物して、睡眠時間を確保するほうが有意義だね。
短縮した時間を有意義に使えるかが、選択のポイントです。
むしろ、お金のムダ
次にあがったのは、お金のムダという理由です。
安い商品を買うのにお金のムダ?どういうこと?
決めつけが酷くて反論するのもバカバカしい話なんだよ。
一つ目は、買い物に車を使った場合です。
スーパーを何軒もはしごするために車の走行距離が増えれば、ガソリン代が余計にかかります。
一般的な車の燃費を考えれば、10円、20円安い商品を求めてスーパーをはしごしたときの節約できたお金より、ガソリン代の方が高くついて、
結局お金のムダだよね?
というロジックです。
これは無理やりすぎるね。
スーパーに車では行かないよね。1円でも安い商品を求めるタイプの人は。
もちろん、一番近いスーパーまで車で15分掛かる、という所に住んでいる人もいるでしょう。そういった人は、スーパーをはしごする意味がないのは当然のことです。一番近いスーパーで、一週間分のまとめ買いをするのが一番の節約になりますし、環境負荷も小さいです。
もし、ポツンと一軒家に住むことになったら、スーパーはしごは止めます。
二つ目は、徒歩や自転車でスーパーをはしごした場合です。
10円、20円安い商品を求めてスーパーをはしごしたとき、一店舗で済ますより30分くらい長くなることはよくあります。トータル1時間位でしょうか。
そうすると、途中で疲れ切ってしまって、飲み物に100円払ったり、スタバでラテしたり、ときには頑張った自分へのご褒美としてカフェで休憩して甘いモノを食べたりしてしまうと。
結局お金のムダだよね?
というロジックです。
ほんとに決めつけが酷いね。
飲み物を買ったりしません。1円でも安い商品を求めるタイプの人はね。
スタバなんて使わないし、ご褒美って何?
ご褒美は無いよね。
買い物に行っただけで。
そうそう。
むしろ、買い物をしてしまった自分に罰を与える必要があるよね?
いや、罰まではいらないんじゃない?
そこは同意できないな。
収入を増やしたほうが効率がよい
これは、もっともな意見だと思います。
『時間のムダ』に通じるものがありますが、1円節約するのにかかる時間や労力を他のことに使えば、1円以上を生み出すことが出来るという考え方です。
例えば、スーパーをはしごして、30分、1時間の時間がかかったとしましょう。
その時間アルバイトをすれば、最低賃金でも1時間で900円くらいは稼げます。1円の節約より900倍もコストパフォーマンスが高いわけですね。
これはおっしゃるとおりだね。
反論はないんじゃない?
いやいや。
よく考えてみて?
この考え方は100%正しいのでしょうか?よく考えてみましょう。
まず、スーパーをはしごする場合、1円差の商品を1点だけ買うことは、ほぼ無いです。数円〜数十円の差の商品を複数買えば、その差は百数十円〜数百円になることもあります。
実例を挙げますと、わたしが特売で購入する卵は、1パック118円(税別)です。
通常販売価格は218円(税別)なので、1点で100円の差が出ます。
なるほど。
前提条件がおかしいって事だね?
確かに1円差の商品なんてほとんど無いよね。
確かに1時間で900円分の節約をすることは難しいでしょう。
しかし、1時間かけては1円だけしか節約できない事は、少なくとも私の場合は、ありえません。
他にも反論はあります。
例えばアルバイトですが、たまたま空いた時間に1時間だけ働くことができますか?
スーパーのはしごであれば、自分の空いた時間に1時間だけ実行する、といった事ができます。
では、アルバイトの場合はどうでしょうか?たまたま空いた1時間だけ働くことは、絶対とは言いませんが、ほぼ出来ないのではないでしょうか。
すきま時間の使い方としては、スーパーのはしごは、むしろ有意義と言っても過言ではないのです。
確かに。
たまたま空いた1時間でできる仕事なんか無いよね。
Uber Eatsとかなら可能なんだろうけどね。
そもそも、副業が禁止されてる場合は、節約以外に貯金を増やす方法はありません。
今度は、節約のメリットを言わせてもらおう。
今までは、否定派のデメリットに反論するだけでしたが、ここからは攻めに転じますよ。
最大のメリットは、こちらです。
節約は、収入を増やすより税の面では効率的。
それは、『節約は、収入を増やすより税の面では効率的』ということです。
分かりにくいですか?
簡単に説明しましょう。
日本に限らず、どこの国でも収入には税金等がかかります。
所得税は累進課税なので一律ではないですが、5〜45%の税金がかかります。
ここでは分かりやすく、日本の平均年収約400万円にかかる税率は、世帯構成にもよりますが10%です。(※分かりやすくするために、雑に計算しています。)
住民税が10%です。
健康保険料率が約10%で、個人負担は半分の約5%です。(※都道府県によって異なります。)
厚生年金保険料率が18.3%で個人負担は半分の約9%です。
大きいのは、こんなところですね。全部足すと約34%にもなります。
もし、頑張って残業して収入を1万円増やしても、手元に残るのは6,600円ということになります。
住民税の課税時期とか、その他諸々、突っ込みどころは沢山あるかと思いますが、分かりやすいように極論で説明してますので、そこはご了承下さい。
一方、節約で1万円を浮かせた場合はどうでしょう?
節約した分だけ、まるまる手元に残るのです。
言い方を変えて、手元に残るお金を1万円増やしたいとしましょう。
節約であれば1万円分安い商品を探して購入すればいいのです。
一方、収入アップで手元に残るお金を1万円増やしたい場合は、約15,000円収入をアップさせなければならない事になるのです。
まさに、節約は収入を増やすより効率のよい副業と言えるのではないでしょうか?
身につけた節約のスキルは資産になる。
さらに、個人的には、こちらの方が有意義だと考えているのですが、『身につけた節約のスキルは資産になる』ということです。
分かりにくいですね?
簡単に説明しましょう。
例えば、わたしは社畜です。毎月貰っている給料は、いつ下がるか分かりません。同額がずっと保証されているわけではないのです。
日本では、理由なく解雇されることはありませんが、極論を言えば、会社が潰れれば職を失うことになります。
その後は、次の職が見つかるまでは雇用保険で食いつなぐことになります。当然、収入は激減します。
つまり、収入は、社畜であっても不安定ということです。
では、収入が激減したらどうなるか、節約スキルを身につけた『節約エリート』と、『節約スキルがない人』を比較してみましょう。
『節約エリート』は、商品の底値を知っているので、同じ商品を高く買うことはありません。つまり、収入が減っても生活費を安く抑えられるので、比較的長く生きながらえることができます。
一方、節約をしてこなかった『節約スキルがない人』は、商品の底値を知りません。だから必要と思ったら高くても買うのです。高いと気づかないまま。結果として、収入が減ってしまうと、収入より支出が大きくなって比較的早くに破綻してしまいます。
なるほど。
1円にこだわって節約してこなかった人は、お金に困ったときでも安いものを買えないんだね。
視点を変えて、この節約で毎月1万円の差が出たとすると、『節約エリート』は毎月の収入が1万円増えたのと同じインパクトがあります。いえ、税金等を考慮するともっと大きな差です。
そして、ここが重要なのですが、この1万円以上の差は、生涯継続します。
安定的に継続するのです。
まるで、毎月1万円の配当が出る金融資産みたいじゃないですか?
まさに節約のスキルは資産ですね。
100万円貯めたいならスーパーをハシゴして1円でも安いものを買え!
では、結論に入りましょう。
『1円でも安い商品を求めてスーパーをはしごする』のは、果たして節約として正しい行動なのでしょうか?
結論は、最初に説明したとおり、答えは『個人の自由』ということになるでしょう。
しかし、『底辺が100万円貯めたいならスーパーをハシゴして1円でも安いものを買え!』というのが、わたしの答えです。
最初に話したことを覚えていますか?
わたしは、毎月108,000円の仕送りを頂いています。
そして、毎月5〜6万円を貯金できています。
ただし、これは会社から家賃補助が35,000円出ているからです。家賃補助を収入に含めると、143,000円の手取りと同じと考えることができます。
そして、手取り143,000円は、給与ベースで考えると約19万円ということになります。
つまり、給与の額面が19万円の人であれば、誰でも年間60万円以上貯金できるのです。
あなたが覚悟を決めて『スーパーをハシゴして、1円でも安いものを買う』節約エリートになれれば。
先日、わたしの家計簿で2022年の貯金額を公開しました。コチラをご覧ください。
ご覧のとおり、2022年1月〜12月の1年間で667,343円の貯金を達成することができました。
このペースであれば、2年を待たずに100万円に到達します。
確かに、月収19万円でも貯金100万円は達成できそうだね。
逆に、1円を意識した節約をしてこなかったとすれば、ここまで貯金が捗ることはなかったでしょう。
充分に再現性は高いと言えるのではないでしょうか?
経済的自由への第1歩、まずは貯金100万円を、私と一緒に目指しましょう!
一日でも早く、一日でも若いうちに、底辺の社畜を抜け出し、経済的自由を手にしましょう!
経済的自由を目指して頑張ろー!
おー!
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