ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です!
今回も、社畜が保有するiFreeレバナスの資産状況と、基準価額の推移、そして推移の要因について振り返っていきたいと思います。
今回も、アンチレバナス民のメシウマな内容になったのでしょうか?
同じ基準価額のレバナス民同士で傷を舐め合う結果となってしまったのでしょうか?
2022年5月のレバナス
まずは、先週のレバナスの値動きを振り返ってみましょう。
基準価額 | 前日比 | 騰落率 | |
2022.4.28 | 25,532円 | -29円 | -0.11% |
2022.5.2 | 24,904円 | -628円 | -2.46% |
2022.5.6 | 24,922円 | 18円 | 0.07% |
先週は、ゴールデンウィークで5月2日と6日の2営業日のみの値動きとなっています。
25,000円すら割り込んじゃったね。0円になることもあるの?
ファンドの純資産が極端に小さくなったら『償還』と言って、その時の基準価額で強制的に売却させてファンドを消滅させることはあるよ。
そんなことにはならないと信じてるけど。
この2営業日の値動きだけでは、大切な情報が分からないので、直近一ヶ月のNASDAQ100指数のチャートを見てみましょう。先週と比較すると分かりやすいので、並べて掲載しますね。
終値ベースで、表にまとめてみました。
NASDAQ100 | 前日比 | 騰落率 | |
2022.4.29 | 12,854.80 | ||
2022.5.2 | 13,075.85 | 221.05 | 1.72% |
2022.5.3 | 13,089.90 | 14.05 | 0.11% |
2022.5.4 | 13,535.71 | 445.81 | 3.41% |
2022.5.5 | 12,850.55 | -685.16 | -5.06% |
2022.5.6 | 12,693.54 | -157.01 | -1.22% |
確かに、レバナスの値動きだけじゃ分からなかったけど5月4日にかなり上昇して、5月5日に急落してるね。
何があったの?
では、この2日間に何があったのかを説明します。
2022年5月第一週のNASDAQ100指数の推移の要因は?
2022年5月3、4日は、すべての投資家が固唾を呑んで見守るイベントがありました。そう、
連邦公開市場委員会(FOMC)
です。
今更説明するまでもありませんが、今後、再び同様のケースが発生したときのための備忘録として書いておきます。
いま、米国は深刻なインフレに悩まされています。2022年4月12日に発表された直近3月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.5%の上昇という、実に40年3ヶ月ぶりとなる伸び率を記録したということです。
連邦準備制度理事会(FRB)は、『利上げ』と『量的引き締め(QT)』を駆使して、インフレをコントロールしようと奮闘しています。
『利上げ』は、企業の設備投資が難しくなるため、景気には悪影響です。また、『量的引き締め(QT)』は、単純に株式市場から資金が吸い上げられるため、株価の下落要因となり、やはり景気に悪影響を及ぼします。
つまりFRBは、『景気を悪化させずにインフレを収束させなければならない』という難しい舵取りを迫られているのです。
2022年5月4日のFOMCでは、当然利上げが発表され、その上げ幅は50ベーシスポイント(BP)に決定しました。通常、利上げの上げ幅は25BPが一般的であり、今回の決定は2倍のスピードということになります。
この発表を受けて、株価は下がると思ったのですが、5月4日はチャートのとおり大きく上昇しました。
5月5日の朝、「大幅な利上げが決定したのに何故かNASDAQが上がってる」って不思議そうに言ってたもんね。
やっぱり才能ないと思ったよ。でも、なんで上がったの?
じつは、FOMCの前に『インフレを止めるには75BPの利上げが必要だ。米国経済は好調なので75BPの利上げにも耐えられる』といった趣旨の発言をする理事が複数いました。市場は75BPの利上げもあり得ると織り込んでいたため、それよりも低い50BPの利上げが発表されたことで安心感が広がった、ということです。
この日の米国市場の上昇を受けて、レバナス村も一気に活気を取り戻しました。SNSやYouTubeなど、至るところで『レバナスの逆襲開始だ!』といった主旨の声が聞かれたのを鮮明に覚えています。
ところが、次の日5月5日に状況は一変します。
NASDAQを始めとする米国株式市場が大暴落をしたのです。
理由は、FOMCの発表の内容がタカ派的であったということです。
どういうこと?
なんで一日で解釈が180度かわるの?
いつも言ってるけど、株の値動きは誰にも予測できません。
値動きの理由はいつも後付けです。
備忘録として、FOMC後のパウエル議長の記者会見の内容を残しておきます。
まず、利上げについて、「次の2回の会合でも50BPの利上げが検討されるだろう」と述べ、6月と7月のFOMCでも50BPの大幅利上げが続く見通しとなりました。一方、市場ではFRBが今後75BPのさらなる大幅な利上げに踏み切る可能性が警戒されてきましたが、これについて問われたパウエル議長は「75BPの利上げを積極的に検討しているということはない」と述べています。繰り返しますが、50BPは通常の利上げ幅の2倍のスピードで、2000年5月以来22年ぶりのことです。それを、少なくとも3回繰り返すわけですから、これは歴史的なことなのです。
75BPを匂わせておいて、50BPにすることで市場を安心させようとしたのでしょうが、市場はお見通しでしたね。
そして、QTについても「月額475億ドルを上限に圧縮を始め、3か月後には上限を950億ドルに拡大する」としています。
『利上げ』と『量的引き締め(QT)』について、今回の値動きは覚えておいて損はないでしょう。
5月4日の上昇を見て、高値でブル型のETFなどを購入した人もいるのではないでしょうか?
今回の値動きは、機関投資家が演出したものだと思われますが、本当にえげつないなと感じました。
レバナス民が再び沈黙しだしたのが悲しいです。
レバナスの資産状況
それでは、恒例の社畜が保有するレバナスの資産状況を公開しましょう!
2022年5月6日の資産状況はこのようになっています。
投資額2,350,001円に対し、
評価額1,678,783円となり、
-671,218円(-28.56%)の絶賛含み損となっています。
予想は当たったけど、資産が増えるわけじゃないもんね。
いつかプラスにはなるの?
利上げもQTも加速してるし、数年は下がるかもね。
70歳で社畜も覚悟するときが来たね。
含み損が過去最高を更新し続けています。しかし魔神ホールド、むしろ下がったら買い増しの気持ちで逝きます。
ということで、アンチレバナス民にメシウマな内容でした。
いつか心が折れる日が来ることが心配です。
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