銀行の出入金履歴を確認したら、利息が2円ついてたよ。
コンビニATM手数料1回分にすら全然届かないね。
もう少し金利が高い銀行に変えた方がいいのかな?
それじゃ根本的な問題解決にならないよ。実は、昨年2020年から少しずつ投資を始めてるんだよ。
え!?いつのまに?
やっぱり利息だけじゃだめなんだ?
うん。今日は、今すぐ投資を始めないといけない理由、利息だけじゃだめな理由を説明するね?
楽しみ。
今すぐ投資を始めないと貧困が確定する理由
結論を先に書きます。
今すぐ投資を始めないと貧困が確定する理由は、
- 貯金(節約)には限界があるため、単体で経済的自由を達成するのは困難。
- 生活費は上昇している。
- すでに沢山の人が投資を始めている。
- 投資対象を間違えなければ、かなり高い確率で資産が増える。
それでは、1つずつ見ていきましょう!
貯金(節約)には限界がある?
簡単な計算をしてみましょう。
毎月節約で10,000円の余剰資金を生み出したとします。期間は、大学卒業して23歳から60歳までの38年間とします。退職時には、いくらの資産ができていますか?
1万円×38年×12月=456万円
456万円ですね?毎月4万円貯金できれば1824万円です。結構な資産になりましたね。しかし、社畜が新卒の頃は、毎月1万円貯金することは難しかったです。まして、4万円貯金なんて無理でした。
銀行の普通預金の金利は、2021年3月現在0.001%、楽天銀行のマネーブリッジで0.1%、あおぞら銀行bank支店がおそらく最高で0.2%です。
0.2%でも、毎月4万円貯金では約1895万円(半年複利、元金1824万円、利息71万円)にしかなりません。『老後2000万円問題』すら解決できませんね。確実に老後貧困です。
銀行預金では経済的自由を手にすることはないね。確実に。
経済的自由を達成するには、余剰資金で資産『金のなる木』を買い続ける必要があります。銀行預金は、『金のなる木』では無いということですね。
生活費は上昇している?
ここ数年前まで、日本はデフレと言われてきました。しかし、食品や日用品などの値段は下がっていましたか?小麦粉、食用油、乳製品など毎年のように値上げが発表されていました。お値段据え置きで内容量が減る『ステルス値上げ(正式にはシュリンクフレーションと呼ぶそうです)』という言葉もお馴染みになりましたよね。
わたしの好きなお菓子『田舎のお母さん(和訳)』も量が減ったうえに、サイズも小さくなったわ。
昔は一人では食べ切れなかったのに今では…。
ハガキや切手などの通信費も値上げされたしね。
某コンビニチェーンの弁当は、上げ底や、2重底容器が問題になってたよね?
インフレかデフレかの判断は、社畜にはできません。値下がりした商品もあることや、賃金の上昇も考慮しなければならないからです。
しかし、生活に掛かる経費は、年々確実に増大しています。
このことが投資とどう関係するのか、具体的な例を見てみましょう。
去年は毎月10万円で生活できていたのが、生活水準は変えていないのに今年は11万円必要になったとします。銀行預金が120万円あれば、去年は1年間生活できていたのに、今年は、11ヶ月も生活できない(11万円×11ヶ月=121万円)というわけです。
銀行に預金しても資産は増えません。タンス預金や銀行預金は、気付かない内に大切な資産を減らしているのと同じことなのです。
つまり貧困確定です。
余剰資金は、投資『金のなる木』を買い続けることに使いましょう。
すでに沢山の人が投資を始めている?
この理由は、そのままです。
投資の結果が、良い結果か、悪い結果かという事は、まず置いておきましょう。
投資をするか、しないかで、何らかの違いが出るという事に異論がある人はいないと思います。
次に、現在どれくらいの人が投資をしているかを見てみましょう。大手ネット証券だけでも以下の数字です。
- SBI証券:550万口座突破(2020年9月公表資料)
- auカブコム証券:119万口座突破(2020年9月公表資料)
- マネックス証券:189万口座突破(2020年9月公表資料)
- 楽天証券:500万口座突破(2020年12月公表資料)
1人で複数の証券会社の口座を持つ人もいますから、単純に全てを足せるわけではありません。しかし、店舗型証券会社の野村証券も500万口座を超えています。また、投資とは証券だけでなく、不動産やコモディティ、ビットコインなどの暗号資産などもあります。
少なくとも550万人は、何らかの投資をしているんだね。
調べてみましたが、ソースが不明でしたので参考情報としますが、4割の日本人が何らかの投資をしているという情報もあります。
あなたが投資をしていないのであれば、この多数と何らかの差が開き続けているのです。そして、少なくとも、投資に成功している人と比べれば、あなたは負け組なのです。貧困確定です。
投資対象を間違えなければ、かなり高い確率で資産が増える?
投資に対してネガティブな人は、「失敗すれば資産を失う」ということを心配しているのではないでしょうか?
そりゃそうでしょ?
うちの資産は減ってないよね?
減るときもあるよ。
でも、投資対象を間違えず、時間を味方につければ、高い確率で資産を増やせると思うよ。
安心してください。何もしなければ貧困確定です。しかし
、投資対象を間違えなければ、高い確率で資産を増やせます。
ただし!あくまでも確率が高いだけであって絶対ではありません。自己責任がとれない人は、いつか銀行の金利が5%になることを信じて貯金することをお勧めします。
では、社畜が考える、高い確率で資産が増えると考える根拠を説明します。
よく見かける根拠
一般的に、長期で米国や世界インデックス投資をすれば、インフレ率以上に資産が増えると言われています。社畜も、投資対象については同じ意見で、実際に米国株インデックス投資をしています。
根拠としては、
- プロの投資家の成績と、市場平均(インデックス)を比較すると、ほとんどのプロ投資家が負けたという研究結果があるということ。(原文を読んだことがないので参考情報としてください)
- 過去の市場平均を一定の期間で切り取ったとき、切り取る期間が15年以上であれば、必ずプラスのリターンになったという研究結果があること。(原文を読んだことがないので参考情報としてください)
というのをよく見かけます。しかし、これは結果論であり、今後も同じ結果になるとは限りませんよね?
社畜が考える根拠
社畜が考える根拠は、人口推移です。世界の経済、株価は、人口の増加に合わせて右肩上がりに上昇しました。
- 人口が増えれば、消費が増える。
- 消費が増えれば、生産が増える。
- 生産が増えれば、賃金が上昇する。
- 賃金が上昇すれば、消費がふえる。
このサイクルが回っている間は、世界の総GDP(国内総生産)は伸び続ける事になります。つまり、人口の増加と経済の成長は、連動しているといえます。
次は、下のグラフを見てください。
このグラフは、2100年までの世界の人口の増減率の推移です。増減率なので、0を上回っていれば、人口は増加することを示しています。
見ていただきたいのは世界の増減率です。増加率は鈍化していきますが、なんと2100年においてもかろうじて0を上回っています。北アメリカは、余裕をもって0を超えています。
つまり、あと80年、どんなに悪く見積もってもあと30年、2050年位までは、世界の人口は増え続けるでしょう。
これが、社畜が考える、『投資対象を間違えなければ、かなり高い確率で資産が増える』こと、そして、その投資対象が『米国、または全世界株式インデックス投資』である根拠です。
40代半ばの底辺でも間に合う?
結論からいうと、引退まで15年あれば資産が増える可能性は高いです。
つまり、45歳までであれば、すぐに投資を始めたほうがいいです。投資期間が長ければ長い程、勝率は上がりますからね。
経済的自由は達成できるか?
では、投資を始めたとして、経済的自由は達成できるのか?
この答えは各人によって異なります。つまり、以下の4つに依ります。
- 求める経済的自由のレベル
- 毎月投資可能な金額
- 投資可能な期間
- どの程度までリスクをとれるか
1.求める経済的自由のレベル
毎月10万円必要なのか、20万円必要なのか。これによって答えは変わります。
2.毎月投資可能な金額
毎月5万円投資できるのか、10万円投資できるのか。これによっても答えは変わります。もちろん、投資額が高いほうが可能性は高まります。
3.投資可能な期間
今、20歳なのか、30歳なのか、45歳なのか。これによっても答えは変わります。もちろん、若いほうが圧倒的に有利です。
4.どの程度までリスクをとれるか
リスクとリターンは表裏一体です。
- 1年で、資産が50%減る可能性があるが、2倍になる可能性もある投資対象
- 1年で、資産が10%減る可能性があるが、20%増える可能性もある投資対象
1と2のどちらを選ぶかで答えは変わってきます。インデックス投資は、2に近いです。残念ながら、インデックス投資で経済的自由を達成するためには、毎月20万円投資できる、まだ20代など、他の条件が揃っている必要があります。
参考までに、社畜の場合は…
参考までに、現状で得られる、社畜の引退後の資産額を試算してみましょう。
条件
- 毎月の投資額は5万円
- 引退までに15年くらい
- インデックス投資なので、リターンは年率5%程度
では試算した結果です。
13,297,674円
になりました。引き続き年率5%で運用すると、毎年約655,000円、毎月約55,400円の分配金を受け取れる予定です。
これと公的年金で65歳以降、死ぬまで生きて行かなければなりません。
全然足りねーじゃん?
うん。
思った以上に少なかったね…。
もちろん、これは現状です。まだ可能性はあります。しかし、引退までの期間は延ばせません。つまり投資額をアップさせるしかありません!
これから、節約で投資額をアップさせます!
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