【悲報】楽天ギフトカード終了。固定資産税どうする？

ど〜も！節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。

また楽天がやってくれましたね。

改悪ですよ。

今回は、ミニストップなどのコンビニで買える「楽天ギフトカード」の仕様が12月15日に変わります。もちろん、良くなる方ではなく悪くなる方にです。

楽天ギフトカード終了

具体的な内容はこちらです。

以前は、1,500〜50,000円の範囲で、1円単位で購入することができていました。改悪後は、あらかじめ設定された6種類の金額の中から、受け取る楽天キャッシュの金額を選択することになります。

ここまでだったら大して困らなかったのですが、問題はここからです。

なんと、券面額に対してチャージできる楽天キャッシュは、3%もピンハネされることが決まりました。30,000円分の楽天ギフトカードを購入しても、受け取れる楽天キャッシュは、なんと29,100円まで減らされてしまいます。三木谷さんが900円ピンハネします。

今回の変更に至った経緯について、楽天グループは、「今後も継続的に楽天ギフトカードをご利用いただくために実施した」。券面額との差額については「楽天ギフトカードの発行・運用に必要な費用を反映した水準に見直した」とのことです。

具体的な金額は公表されていませんが、コンビニは、楽天ギフトカードなどのPOSAカードを販売する事で発行元から手数料収入を得ています。

例えば、私たちが3万円分の楽天ギフトカードを購入すると、楽天はコンビニに1%（※例えです）の300円を手数料として支払います。私たちは、3万円分の楽天キャッシュを得られるので、紙のカード作成費用や物流費用、コンビニに支払う手数料などのコストは楽天が全額負担していた事になります。つまり、楽天ギフトカードが売れれば売れるほど、楽天は赤字だったんですね。

改悪の真相？

楽天ギフトカードの販売単体で考えると、楽天に儲けが無いように見えます。でも、売れた楽天ギフトカードは楽天キャッシュとしてチャージされ、楽天Payでの支払いに利用されますよね？

例えば、私たちがNIKE実店舗で30,000円のスニーカーを購入し、楽天Payで決済したとします。するとNIKEは楽天に決済手数料2.95%（税別）を支払います。税込935円が楽天に流れるわけです。（※決済手数料は2025年12月14日現在の楽天Payのページから引用しています。）

この決済手数料は、PayPayで決済すればPayPay株式会社に、VISAカードであれば米国VISAに、流れていきます。

つまり、楽天ギフトカードが売れた分だけ、楽天キャッシュが楽天Payとして使われたときの決済手数料が楽天に入ってくることになります。

つまり、今回の改悪は、「今後も継続的に楽天ギフトカードをご利用いただくために実施した」というのは建前で、楽天Payの月間の利用者や利用額が目標に到達したので回収のフェーズに入ったと考えるのが妥当です。

事実、最近は、アプリストアのランキングで楽天PayがPayPayを上回っている場面をよく見かけました。

今回の「改悪」により、ポイント目当てで楽天ギフトカードを買う人は減ります。というか居なくなるでしょう。楽天Payの利用額は減少します。結果、楽天経済圏の売り上げも確実に減少します。

なぜ三木谷さんは、今回の改悪を決断したのか？もともと楽天ギフトカード購入者は多くなく、楽天経済圏で見たときに、そこまで大きな影響はないということでしょうか？それとも、短期的には影響があるけど、長期的にはプラスになると判断できる根拠があるのでしょうか？

いずれにせよ底辺に這いつくばる私たちは、お得感がなくなったサービスから手を引くだけです。さらば、楽天ギフトカード！

固定資産税

さて、固定資産税の納付をどうしましょうか？

楽天ギフトカードの購入によるポイント還元より、楽天のピンハネ率の方が高くなったので、楽天キャッシュでの支払いは無くなりました。

わたしはイオンカードセレクトがあるので、ミニストップで納付書払いにします。

納付書払いではWAONを使うことができます。WAONで支払っても、ポイント還元はありませんが、イオン銀行からのオートチャージを組み合わせると、オートチャージによる0.5%のポイント還元が受けられます。

他のクレジットカードやJAL Payを経由することで、高還元を得る方法はありますが、私はやりません。