ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。
2024年1月31日、個人投資家にとって悲劇的なニュース発表されました。
高級時計シェアリング事業「トケマッチ」を運営してきた大阪府の合同会社ネオリバース(NEO REVERSE)の解散発表です。
トケマッチのその後…
なぜ悲劇的なニュースだったかというと、サービスが終了したにもかかわらず、預託した高級ブランド時計約1700本が、約650人ともいわれるオーナーたちに返却されなかったからです。
解散当時は、サービス終了から6ヶ月を目途にオーナーに返却すると公式に発表されていましたが、結局、返却されることはなかったようです。

当時の状況をドラマチックに再現した記録も是非ご覧ください。

完全にフィクションじゃん。
まぁ、面白かったけど。
そして、2025年12月26日、「トケマッチ」の元代表の小湊敬済(こみなとたかずみ)こと福原敬済(ふくはらたかずみ)容疑者が逮捕されました。

実に、解散発表から1年11ヶ月。

預託したオーナーたちは、眠れない夜もあったことでしょう。

高級時計を複数所有するような資産家だから、それほど困ってなかったんじゃない?破産したっていうニュースも聞かなかったし。
福原敬済容疑者(44)は、どのようにして逮捕されたのか。報道内容を切り貼りして残しておこうと思います。
トケマッチ一問一答
ー福原敬済はどこに逃亡していたのか?
国際手配を逃れ、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで潜伏生活を送っていたようです。
ー逮捕されたときの状況は?
警視庁は2024年3月、業務上横領容疑で福原敬済容疑者の逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配。2024年9月に容疑を詐欺に切り替えていました。
2024年12月24日、ドバイ当局から「身柄を拘束した」との連絡を受けた警視庁が急遽、捜査員ら6名を派遣。現地で身柄の引き渡しを受け、日本に移送されて2025年12月26日逮捕に至ったようです。
ーいつ国外に逃亡したのか?
捜査関係者によると、「サービス終了の2カ月前、福原は親しい関係者に事業停止をほのめかしていたようだ。同時に自身のパスポートも申請しており、暗号資産などに替えたカネで海外逃亡計画を練っていたとみられる。」とのことです。2023年11月上旬にパスポートの申請を行い、同時期から英会話に入会していたとの情報もあります。そして、事業停止発表の2024年1月31日に成田空港からドバイに向けて出国したようです。
ー福原敬済は、なぜドバイを選んだのか?
ドバイを逃亡先に選ぶ犯罪者は後を絶ちません。現在も、警察が行方を追う複数の容疑者が滞在しているとみられています。
ドバイは、外国人優遇政策の一環でビザの取得要件が非常に緩くなっています。最長10年間滞在できるゴールデンビザも一定の資金があれば簡単に取得できるとのこと。また、ビザ取得を斡旋するブローカーも存在するようで、犯罪者にとっては逃亡先としてうってつけだと言えるでしょう。
ーなぜ現地当局は福原敬済を拘束したのか?
現地当局は、国際社会の圧力によって以前より身柄確保などに協力的になっているようです。政府としても『犯罪者が逃げ込む都市』という負のイメージを払拭したいという思惑があるのでしょう。
ー共犯者は?
トケマッチ元社員で大阪市平野区、職業不詳中山大志容疑者(44)も同容疑で同日逮捕されました。福原敬済容疑者と同日にUAEのドバイに出国した、元社員の永田大輔容疑者(40)(国際手配)はまだ逮捕されていません。
ー被害の全貌は?
被害は全国に広がり、2024年5月時点で45都道府県の約650人が被害届を提出したとのこと。預けられた腕時計は約1700本、被害総額は約28億円相当とされます。このうち約1300本が無断で売却、または質入れされたことが確認されています。この28億円という数字は、確認できた分だけの集計であり、被害届を出していない利用者を含む実質的な被害はさらに膨らむ可能性があるとのこと。
一方で、この28億円という数字は被害届ベースの査定額であり、預託された時計の買取額ベースの価値はかなり低くなるとの見方もあります。(実際、2023年に比べて現在のROLEXの買取相場はかなり下がっています。)
ーオーナーに被害額は戻るのか?
福原敬済容疑者らが得た現金という点では、個人的な見解ですが、被害額からするとかなり少ないと推測します。
被害者のインタビューの中で、「1年ほど預託料が支払われていた」「資産価値が低い時計は預託できず返却された」というものがありました。預託料は査定額ベースで20%です。ですが質入・売却価格が査定額の50%程度であった場合、例えば査定額200万円の時計から得られた利益は預託料を除くと60万円にしかなりません。被害額のわずか30%ですね。これだけ大量の時計を質入・売却するわけですから50%はあり得る数字です。犯罪と分かっていればもっと安く買い叩かれた可能性も否定できません。
また、テレビCM、雑誌掲載、タレント起用等々、かなりの事業経費が発生していたはずです。被害額28億円の30%弱、8億円程度が福原敬済容疑者らが得た現金ではないでしょうか。
福原敬済容疑者らは、腕時計の売却などで得た現金の一部を、暗号資産の購入に充てていたほか、オンラインカジノの関連口座に送金していたとみられています。
当時より暗号資産は値上がりしていますが、オンラインカジノは99%マイナスですね。勝てない仕組みにっていますから。
あとはドバイでの生活費など、2年間の逃亡生活でいくら現金が消失したかですが、時計のオーナーに戻る被害額は、ほとんど無いと考えるのが妥当でしょう。
ー時計の現金化はいつ始まったのか?
捜査関係者からは、トケマッチの破綻は想定外の資金難ではなく、換金を前提とした行為の積み重ねだった可能性が指摘されています。表向きは高級時計マッチングサービスを装いながら、裏では預かった腕時計を現金化することに特化していたということです。
東京都内の30歳代男性から騙し取ったとされる高級腕時計15本、約1800万円相当は、預託直後に無断で売却、あるいは質入れされていたという事実が確認されています。運用ではなく換金が主目的だった疑いが濃厚ですね。
ートケマッチの事業は詐欺だったのか?
前述のとおり、警視庁は2024年3月、業務上横領容疑で福原敬済容疑者の逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配。2024年9月に容疑を詐欺に切り替えています。現時点で詐欺と断定はできませんが、捜査が進展すれば詐欺罪が立証される可能性は極めて高いのではないでしょうか。
教訓
命の次に大切なお金を失わないために、覚えておいて損は無い教訓を垂れますね。
元本保証で利回り10%を超える商品は疑いましょう。
とりあえずこれを覚えてください。
2025年に話題になった、ソフトバンクグループが発行した個人向け社債の利回りは3.98%でした。
日本を代表する投資会社であるソフトバンクグループですら4%未満の金利しか払えないのです。裏を返せば確実に4%を超える運用成績を出せる投資が難しいことを意味します。ソフトバンクグループですらですよ。
しかも、個人向け社債は元本保証ではありません。倒産のリスクがゼロではないからです。
詐欺を見抜く方法は、こちらで詳しく紹介しています。よろしければこちらもご覧ください。

『みんなで大家さん』も話題になってますね。利回り6〜7%もありましたが、10%を超える商品もありましたからね。

『ヤマワケエステート』も元本償還遅延が話題になってるね。
利回り13%は逆に怖いよね。

これらが詐欺かどうかは分からないけど、わたしは手を出しません。

それでいいと思う。
命の次に大切なお金のことは慎重に考えないとね。




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