歳を取ると物欲が無くなる問題

経済的自由

ど〜も!節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。

いつもの繰り返しになりますが、経済的自由とは、

お金が理由でしたいことをすることができない

または

お金が理由でしたくない事をしなければならない

という状態から解放される事、つまり自由になる事と、わたしは定義しています。

そして、この経済的自由を手にするとは、わたしの場合は、約1億1,300万円の金融資産を運用する状況と考えています。(金融所得課税が20.315%の場合)

計算方法は、生活費のすべてを資産運用益で賄うところから導き出しました。

夫婦2人+子ども2人の月の生活費が約30万円です。年間で360万円。運用益を金融資産の4%とすると、税率が20.315%なので、

360万円÷4%÷(100%-20.315%)≒1億1300万円

となります。

社畜
社畜

さすがに1億1300万円の金融資産を60歳前に手に入れることは現実的ではありません。

奥さま
奥さま

あと11年しか無いもんね。

資産形成の方法は、シンプルです。

収入−生活費=貯蓄

貯蓄×(1+運用利回り)^運用期間=資産

となります。

つまり、収入を増やすか、生活費を下げるか、運用利回りを上げるか、運用期間を延ばすか、が出来れば早く経済的自由に到達できるってことですね。

この変数のうち、運用利回りはどうにもなりません。プロの投資家ですらマイナスになる年があるからです。素人はインデックス投資一択ですね。運用期間も決まってます。人間には寿命がありますからね。収入に関しては、増やせる人は是非増やしてください。私の勤める会社は副業が禁止です。また、わたしには転職して収入を増やすようなスキルもありません。

残った方法は、生活費を下げる。これ一択だったというわけですね。

奥さま
奥さま

かなり頑張ってるもんね。

単身赴任してたときは命を削っている感があったよ。

社畜
社畜

それがね、そこまできつく無いんだよ。節約だけは神が授けてくれた才能に違いないね。

若い頃だったら困難だっただろうけど、40歳を超えると全然難しくない。

今日は、その話をしようと思います。

ということで、今回は、節約が簡単になった事について掘り下げてみようと思います。

物欲がなくなる

節約が難しくなくなった理由は、簡単に言うと、物欲が減ってきたからです。

なんなら、物欲はほぼありません。

靴がすり減れば新しい靴が欲しくなりますし、スマホの調子が悪くなれば新しいスマホが欲しくなりますが、それは必要だからです。

「あったらいいな」という程度のものは、お金を払ってまで手に入れたいとは思わなくなりました。

物欲が減ったのは40歳を過ぎた辺りからでしょうか。

しかし、これは良いことなのでしょうか?気になりますよね?わたしは気になりました。

物欲がなくなるのは良いこと?

物欲がない人は、精神的に安定しやすいとされています。

これは、良いことのように感じますよね?精神が安定してるわけですもんね。でもね…

何も欲しいものがないという人は、脳内の「報酬系回路」と呼ばれる神経回路が、他の人に比べて活発に働いていない可能性があるそうです。

報酬系回路とは、何かを達成したり、欲しいものを手に入れたときに、「快感」を感じさせる脳の仕組みです。この「快感」は、ドーパミンという神経伝達物質によって活性化されます。

しかし、欲しいものが特にないという人々の脳内では、このドーパミンの分泌が少ないことがわかっています。

のみならず、そのドーパミンの受容体の感受性が低いということも確認されています。

つまり、一般的な人々が感じる「達成感」や「欲望」が弱い傾向にあるということです。

奥さま
奥さま

それは、無気力や無関心になるということ?

明らかに悪いことだね。

社畜
社畜

ロボトミー手術の副作用みたいな感じだよね。

でもね、悪いことばかりじゃないという研究結果もあるみたいだよ。

この現象は、一部の人にとっては有利に働くことがあるようです。

例えば、物質的な物に執着しないということは、衝動的な消費や物欲に振り回されにくいため、心理的な安定感を保ちやすくなります。

こうした人々は、心理的なストレスの原因となる競争心や欲求不満にとらわれることが少ないため、日常生活においても穏やかで安定した感情を保ちやすいという研究結果があるそうです。

奥さま
奥さま

感情的にならない常に冷静な人は、選択や決断で失敗しなさそう。

仕事ができて、周囲からの信頼も厚いんじゃない?

社畜
社畜

仕事が出来るかどうかは分からないけど、周囲の評価は分かれるみたいだよ。

一方で、目標を立てて、それに向かって努力するという強いモチベーションが欠けている事が多く、これが周囲からは「無気力」や「野心の欠如」と見られる場合があるようです。

物欲が無いのは病気の可能性も?

物欲がないという精神状態は、悪い面も、良い面もあるということが分かりました。

ですが、この状態が長く続くのは、少なくとも良いことでは無いようです。

何も欲しいものがないと感じる状態が長く続くと、一部の研究者はそれを「アパシー(無感動症)」の一形態だと捉えています。

この状態は、外的な刺激に対して反応が鈍っている事を表す端的な例だとされています。本人の目線で見ても、感情的な高揚や落ち込みが少なくなり精神的な空虚感を感じることになります。

奥さま
奥さま

急に、アパシー(無感動症)とか症例を出されると怖くなるじゃない。

社畜
社畜

長く続くと、ってどれくらいの期間なんだろうね?

歳をとると物欲が無くなるのは、同い歳くらいの同僚は大体みんな言ってるよ。

欲しいものがないという感覚は、一見すると心の安定をもたらすという良い面もありますが、同時に動機づけや目的意識の欠如につながる可能性があるため、一概に良し悪しを判断できるものではありません。

しかし、その感覚が長く続く場合は、精神疾患であることも疑われるため、早期に専門医に相談する必要がある場合もあることを知っておかなければなりません。精神疾患である場合、早期に治療する事で改善につながる可能性が高くなるからです。

奥さま
奥さま

あなたは病気じゃないの?

社畜
社畜

物欲はないけど、金銭欲は半端ないからね。欲望も目標もある。

目標の早期退職をしたら、その心配もしないといけないね。

奥さま
奥さま

目標を達成したら燃え尽き症候群になりそう。

とりあえず当面は大丈夫そうで安心した。

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