ど〜も! 節約と投資で経済的自由を手にし、一日も早く仕事を辞めたい底辺の社畜です。
まずは、節約です。
生きる上で必要なもの以外は極力買わない方針で投資資金を削り出す日々を送っています。
高校生の娘のおやつは買ってるけどね。
おやつは娘が生きるために必要だから。
前置きはこれくらいにして、実は買い物をしました。
スーツのパンツ用の革ベルトです。
今回は、買ったベルトの紹介をさせていただこうと思います。底辺の皆さまには参考になる内容かと思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。
まず、ベルトを購入するに至った経緯から説明します。
先に説明しましたとおり、わたしは必要なもの以外は購入しないように自分を調教済です。
なので、今回ベルトを購入するに至った理由も必要に迫られたからに他なりません。
その理由は、ベルトの裏面が裂けてしまったからです。
もう少し詳しく説明すると、数年前から避けてはいたのですが、裂け目がいよいよ大きくなってきたことと、裂け目がパンツの生地にダメージを与え、スーツの寿命が短くなってしまいそうだったからです。
これは納得の買い替えだね。
むしろ、ちょっと遅かったと反省しています。
スーツが傷んでしまいました。
お手入れの頻度にもよりますが、ベルトの寿命は、2〜5年と言われています。
私のベルトですか?
10年ほど使いました。でも、裂け始めたのは5年くらい前からだったと思います。
購入した場所は、世界のUNIQLOです。なんと、アニリンカーフを使用しているにもかかわらず、定価1,900円(税別)です。これを、セール価格1,290円で購入したと記憶しています。
今回も、世界一のアパレルブランド、UNIQLOで誂えようと、お値段をリサーチすると、
2,990円(税込)※2024/08/18現在
もはや、一般大衆が購入できる価格帯では無くなってしまっています。
いや、まだUNIQLOを展開するファーストリテイリングには、品質を落としてトレンドを取り入れたファストファッションブランド、g.u.(ジーユー)があります。
こちらも公式サイトを覗いてみました。レザーサイドステッチベルトであれは、仕事で使えそうです。お値段は、
1,990円(税込)※2024/08/18現在
2年程度で使えなくなるのであれば、まだ高いですね。セールになれば1,490円とかで買えそうですが、いつセールになるかは分かりません。セールにならない可能性もあります。
何よりこれ以上、裂けたベルトを使い続けてスーツを傷めるのは避けた方が得策です。
あとは、あそこしかありません。
ガテン系からカジュアル路線にかじを切り、入れ替えをしない商品構成と大量生産で急成長を遂げた、WORKMAN(ワークマン)です。
オンラインストアで目星をつけて、自転車で実店舗に向かいます。
そして、見つけました。35mm牛革ノボベルトです。
「HIGH CLASS BELT」の文字が輝いていますね。表面も裏面も牛革を使用しています。原産国が中国ということは、中国で縫製されたということでしょうね。どこの国で生産された革を使っているのか、少し気になります。長さは100cmもありますが、自分でカットして調整することができます。
そして、お値段は、驚異の
795円(税込)※2024/8/18現在
これなら底辺で生活するわたしでも安心して手が出せます。
仕事で使用するベルトを購入するにあたって、わたしが決めていた条件は3つです。
それは、
- 表裏貼り合わせであること
- 表面も裏面も本革であること
- 安価であること
の3点です。
1の表裏張り合わせであることは、仕事で使用するうえでは重要です。
革は、表を銀面といい滑らなかな手触りをしています。裏を床面といい、こちらはしばらく使用していくと、革の繊維がほぐれて毛羽立ってきます。すると、スーツと擦れて、この繊維がボロボロと落ち始めるのです。
デニムなどで使用する分はいいでしょう。実際に、デニム用のカジュアルベルトは分厚い一枚革の物が多いように感じます。
一方、スーツに革の粉が付着するのは致命的です。仕事用は、床面同士を張り合わせ、表も裏も銀面がでているベルトが必須です。
2については、耐久性と通気性です。本革は革の繊維が絡み合った構造をしており、耐久性が高いです。引っ張れば柔軟に伸びますし、体型に合わせて変形して着け心地が良くなります。また、染料を使った高級な革であれば、経年変化で艶と高級感が出てきます。残念ながら顔料を使った安い革は、表面の剥離などの経年劣化が見られます。
一方、PVC(ポリ塩化ビニル)やPU(ポリウレタン)などの合成皮革は、伸びません。そして、時間が経つと剥離やひび割れ、加水分解を起こします。
通気性については、吸水性とも言い換えられます。本革は裏から汗を吸い、表で蒸発させますが、合成皮革に吸水性ありません。ボンデッドレザー(リサイクルレザー)も粉砕した革を天然ゴムや樹脂で固めただけなので吸水性はありません。
ただ、合成皮革は、メンテナンスフリーという点だけ優れています。
3は、一番重要です。本革は、汗を吸い繊維がほぐれてしまうので、合成皮革に比べて耐久性は高いのですが、それでも劣化は避けられません。
そうすると、例えば、裂けたりするたびに買い替える必要がありますので、どうしても高価なものは買えません。
ワークマンの「35mm牛革ノボベルト」は、3つの条件を満たしてくれました。
「ノボ」って何?
なんだろうね。
調べたけど分からなかった。
店員さんに聞いても分からないと思う。
で、革の質はどうかということで、10年以上前のユニクロのアニリンカーフと比較してみましょう。
これくらい解像度が低い画像でもハッキリわかります。
ワークマンは顔料ベタベタです。使用していくと、おそらく剥離が出てくるでしょう。
ユニクロは、ベルトループの部分が擦れて色落ちしていますが、剥離は見られません。むしろ強く艶が出ています。水性染料なので原皮の傷や斑すら、うっすら見えます。
残念ながら、このユニクロのベルトは10年以上前の逸品です。店頭で見ましたが、現在のベルトは顔料が使用された低品質な革が使用されていました。同じものが手に入るなら3,000円くらいなら出してもいいんですけどね。
結論、もうユニクロでベルトは買えません。
ワークマンが今の価格で頑張ってくれている間は、ワークマンをリピートします。
底辺の救世主、ワークマン。
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