ど〜も。節約と投資で経済的自由を目指す底辺の社畜です。
2022年は、楽天モバイルが『Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)』を廃止し、大してお得感のない『Rakuten UN-LIMIT Ⅶ(アンリミット7)』に強制的に移行するという暴挙に出た激動の年となりましたね。
もう忘れてしまった人もいるかもしれませんので簡単におさらいしておきましょう。
『Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)』とは、1ヶ月のデータ通信量が1GBまでなら月額料金が0円という、まさに日本の携帯料金に革命を起こしたプランでした。
しかも、『Rakuten Link』アプリを使った音声通話とSMSは、無料で使い放題!
「なんで皆んな楽天モバイルを使わないんだろう?」と不思議になるくらいお得でした。
使っていなかった人は、楽天がすぐに改悪することを警戒していたんだろうね。
しかし、想定よりユーザー数は伸びず、楽天モバイル事業は大赤字を計上し続けます。大赤字の要因は、エリア拡大のための基地局整備費用が想定を超えていたこと、楽天回線でカバーできないエリアではau回線をパートナー回線として使用しており、そのローミング費用が嵩んだことが挙げられていました。
ここで楽天グループ代表取締役会長兼社長の三木谷浩史が動きます。
自らの経営センスの低さが招いた楽天モバイル事業の大赤字の責任をユーザーに転嫁するあの発言です。
「ぶっちゃけ、0円でずっと使われても困る」
いや、自分が0円でペイできるって言ったんじゃない!
他の楽天サービスに誘導してシナジーでどうとか…。
『ずっーと0円』と言わされた米倉涼子さんの気持ちも考えて欲しいよね。
嘘つき呼ばわりされてかわいそう。
結局、2021年4月1日〜2022年6月30日の間、わずか1年3ヶ月という『プラン』と言うよりは『キャンペーン』ではないかという短さで終焉を迎えることになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。
こうして、繋がらないくせに料金は請求する役立たずの落胆モバイルから乗り換え先を探す旅が始まりました。
そして、一つの結論に達しました。
楽天モバイルから乗り換えならこれ一択
では、前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入ります。
結論から言います。
今までわたしは、『楽天モバイル×mineo(マイネオ)』が最強最安の組み合わせだと申し上げてきましたが、現在最強の組み合わせはこちらになります。
『povo2.0×mineo』
もうこれだけで終わってしまってもいいのですが、せっかくなので『Rakuten Mobile × mineo』と、どのような違いがあるのかを比較してみました。
povo2.0 × mineo | 楽天モバイル × mineo | |
料金 | povo2.0 : 220円/6ヶ月 ≒月額37円 mineo : 1,650円 合計 : 1,687円 | 楽天モバイル : 1,078円 mineo : 1,650円 合計 : 2,728円 |
高速通信 | povo : 0GB mineo : 5GB 合計 5GB | 楽天モバイル : 3GB mineo : 5GB 合計 8GB |
中速通信 (1.5Mbps) | mineo : 3日間で10GB | mineo : 3日間で10GB |
低速通信 (128kbps) | povo : 無制限 | 楽天モバイル : 無 |
回線種類 | povo : au回線 mineo : docomo回線、 au回線、 SoftBank回線 から選択可能 | 楽天モバイル : 楽天回線 mineo : docomo回線、 au回線、 SoftBank回線 から選択可能 |
音声通話 料金 | 22円/30秒 | Rakute Link 使用で無料 |
SMS | 送信 : 3.3円 (70文字まで) 受信 : 無料 | 送信 : Rakute Link 使用で無料 受信 : 無料 |
それでは、1項目ずつ詳しく見ていきましょう。
料金
まずは、料金です。mineoの部分は共通ですから、povo2.0と楽天モバイルの部分を比較してみましょう。
povo2.0は、180日間以上有料トッピングを購入しなかった場合は、利用停止、契約解除されることになっています。
逆に言うと、180日間に1回でも有料トッピングを購入すれば、契約を維持できるという訳です。
現在のところ、もっとも安い有料トッピングは、「smash.使い放題パック(24時間)」ですので、180日毎にこれを購入します。金額は220円です。
「smash.使い放題パック」て何?
コンテンツ系のサービスです。
詳しくはpovo公式ページを見てみてください。
一番安い有料トッピングであること以上の意味は、私にとってはありません。
180日≒6ヶ月毎に220円なので、1ヶ月あたり約37円ということになります。
一方、楽天モバイルは、もっとも安い料金が、1,078円です。
もはや、比べるべくもありません。povo2.0の完勝です。
しかし、楽天モバイルの恐ろしいところは、ここではありません。
楽天モバイルには、3GB丁度でデータ通信を止めるという機能はありません。
自分で定期的に確認して、3GBに達しそうになったら、手動でデータ通信をoffにしなければならないのです。
ついうっかり3GBを超えてしまうとどうなるのか?
料金2,178円というペナルティを課されてしまい、のた打ち回る地獄が待っています。
その後は、放心状態になることに疑いの余地はないでしょう。
想像するだけで恐ろしい…。
これが楽天モバイルのやり方だよ。
データ通信
次は、データ通信の比較です。
データ通信は、高速通信、中速通信(1.5Mbps)、低速通信(128kbps)の3つに分けて見ていく必要があるでしょう。
まず、高速通信ですが、ここは楽天モバイルに軍配が上がります。3GBの高速通信が使えるからです。
しかし、うっかり3GBを超えてしまったら、どのような結末が待ち受けているかは、料金の項目で説明したとおりです。
次は、中速通信(1.5Mbps)ですが、これはmineoの機能なので、povoでも楽天モバイルでも使えます。
この中速通信についてですが、わたしの使い方に関する限りでは、高速通信を使う必要が無いくらい役に立ちます。
わたしが最も通信速度を必要とするのは、スマホで動画を視聴するときです。
スマホより大きなディスプレイは持ち合わせていないので、YouTubeであれば480pで充分鮮明な映像を見ることができます。
そして、この中速通信は、480pのYouTube動画をカクついたり止まったりすることなく視聴することができる、大変優れものだったりします。
唯一、システムやアプリのアップデートには時間がかかるという問題がありますが、『ゆずるね』特典を利用することでこの問題は解決できます。詳しくは、こちらをご覧ください。
スマホでYouTubeを視聴する程度の通信速度なら、中速通信(1.5mbps)で問題ないです。
最後は、低速通信(128kbps)ですが、povoは無課金で低速通信が付いてきます。
楽天モバイルには、低速通信の機能はありません。3GBの高速通信を使い切ったら、データ通信をoffにする以外に助かる道はありません。
もちろん、128kbpsは遅すぎて実用的ではないので、低速通信を使うことは原則ありません。
が、例外もあります。
mineoをdocomo回線で契約していた場合で、docomoが通信障害を起こしたとします。そんなときにpovoのau回線が活きてくるわけです。
ちなみに、低速通信(128kbps)でもLINEで音声通話ができちゃいます。通信障害時の保険として役に立つ可能性はあります。
無いよりは、有ったほうがマシだね。
総合的に見ると、データ通信では楽天モバイルが勝っています。
しかし、わたし程度の使い方であれば、中速通信で十分事足りますので、楽天モバイルの高速通信3GBはオーバースペックです。
必要と言うほどでは無いというのが結論になります。
データ回線の種類
次は、選べるデータ回線の種類です。簡単に言えば通信会社のことですね。
povoは、au回線です。通信の品質は抜群です。
一方、楽天モバイルは、楽天モバイル回線です。通信品質はご存知の通り、キャリアの中で最低です。
まず、エリアが狭い!エリア内でも繋がらない。エリア外は、パートナー回線としてau回線が使えますが、エリア内繋がらない場合は、全く通信できません。
特に、建物内は使えません。一番困ったのは、スーパーのレジでスマホ決済(楽天pay)ができなかった時です。
後ろに人がたくさん並んでいたので焦りました。
なんでこんな思いをしなくちゃいけなかったんでしょう。
mineoは、docomo回線、au回線、SoftBank回線から選んで契約することができます。
povoも楽天モバイルもau回線を使いますので、通信障害時の保険という意味では、mineoはdocomo回線で契約するのが最良でしょう。
データ回線の品質の点では、povo2.0が勝ってます。
音声通話 SMS
最後は、音声通話とSMSです。
ここは、楽天モバイルの圧勝ですね。
楽天モバイルは、Rakute Linkアプリを使用すると、音声通話とSMSが無制限で無料です。
povoは、普通に料金が掛かりますので相手になりません。
ただ、私の場合は、音声通話はLINEで事足りますし、SMSは本人認証の際の受信でしか使わないので、料金は掛かりません。
一度だけ、会社に電話をして22円課金された事があります。
その日の夜は、悔しくて眠れないかと思いましたが、ぐっすり眠れました。
あと、使ったことがある人は知っていると思いますが、Rakute Linkを使った音声通話は、品質が悪いです。
うまく表現できませんが、音が反響するようなイメージで、とても聞き取りにくいです。
無料であれば使うけど、有料なら使わない水準のサービスですね。
楽天モバイルを使っていたときも、LINEで通話してたもんね。
『Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)』は、Rakute Linkを定期的に使わないと契約解除される仕様になっていたから、月に一回は使ってたけどね。
うわ〜、懐かしい。
そんなルールあったよね。
まあ、わたしのプライオリティは、通話品質ではなく料金なので、ここは楽天モバイルの勝利です。
総合的に見て楽天モバイルからの乗り換え先は『povo2.0』しかない
さて、いろいろ比較をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
楽天モバイルから乗り換えるなら、『povo2.0』という気持ちに傾いて来たのではないでしょうか?
povo2.0を使いたくなるように、あと一押ししますね。
楽天モバイル対応のスマホは、パートナー回線としてau回線を使用しているので、au回線のバンドに対応しています。
つまり、楽天モバイルからpovo2.0に乗り換える場合、楽天モバイルで使っていたスマホをそのままpovo2.0で使うことができるのです。
初期費用も安くなるし、サステナブル!
そして、povo2.0と組み合わせて使うのに最も適したMVNOは、mineoです。
もう一度言います。
mineoです!
逆に、mineoと組み合わせないpovo2.0は、平凡なプランです。
マイネオなら、高速通信5GBに、中速通信(1.5Mbps)が最大100GB使えて、月額1,650円※です。
※データ通信のみ(シングルタイプ)5GB1,265円に、パケット放題Plus385円を組み合わせる。
シングルタイプ1GB880円に、パケット放題Plus385円を組み合わせた、1,265円の最安プランがあったのですが、残念ながら2022年11月29日で終了しました。
すでに契約していた人は引き続き1,265円で使えるんだよね?
うん。今のところ使えています。
1,650円プランも、多くの人が中速で100GB使いだしたら終了しちゃうかも。
mineoが、docomoやauやSoftBankに支払う回線使用料っていくら位なんだろう?
100GBなら1,650円より高い気がするけど…。
みんなが100GB使うわけじゃないから大丈夫だと思うけどね。
ちなみに、わたしは月に40GBくらいです。
1.5Mbpsの中速通信で月に100GB使えて、1,650円+37円です。
月額1,687円です!
いろいろ調べてみましたが、最大100GB使えて、これより安い組み合わせはありませんでした。
楽天モバイルからの乗り換えを考えている方は、『povo2.0×mineo』を検討してみてください!
通信速度は1.5Mbpsで十分という方には、最良の選択肢になると思います。
きっと、固定費削減の一助になることでしょう。
mineoを試しに使ってみたい方は、こちらをご覧ください。契約事務手数料が無料になります。
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