ど〜も。石垣島で単身赴任中の底辺の社畜です。
2022年4月以降、楽天経済圏の改悪は半端ないですね。特に、ココ最近の楽天証券と楽天カードの改悪は、利用者である社畜が心配になる程です。
楽天カードで公共料金決済したときのポイント還元率が1.0%→0.2%は衝撃でした。
使う理由が無くなりましたね。
楽天証券の投信保有ポイント廃止も大胆でしたね。口座廃止は面倒だから誰もしないでしょうけど、保有資産を引っ越す人も続出しているようです。
残高がない口座の維持管理費用で余計に赤字になりそうな気もしますがどうなんでしょう。
今回は、楽天経済圏の中の『楽天銀行』からの離脱について、候補を一つ提案したいと思います。
条件が嵌まれば有力な移住先になると思いますので、宜しければ最後までお付き合いください。
『楽天銀行』からの離脱先候補は『イオン銀行』
結論からお話すると、『楽天銀行』からの離脱先候補は『イオン銀行』です。
『イオン銀行』が候補になる人の条件は、二つです。 一つは、近所にイオン銀行ATMがあること。 もう一つは、毎月1,500円を投資できること、です。
- 近所にイオン銀行ATMがある。
- 毎月1,500円投資できる。
順番に見ていきましょう。
近所にイオン銀行ATMがある
キャッシュレスが普及し、現金を使う機会はめっきり減りましたが、それでも現金を使うことは、まだまだあります。
参考までに、日本のキャッシュレス決済比率です。
日本のキャッシュレス決済比率は、2020年時点で29.7%であり、まだまだ現金が主流です。
石垣島で言えば、公共交通機関である路線バスが現金です。 観光産業が主産業であるにも関わらず、お土産店などの個人商店や、個人経営の飲食店などは現金決済が多い印象です。
話を戻しますと、銀行口座から現金を引き出すときに手数料は払いたくないですよね?
利息の4兆倍くらいの手数料を請求されるからね。絶対に払いません!
楽天銀行などのインターネット専業銀行は、取引に応じてコンビニATMの無料利用を数回付与しています。 ただし、無料回数が少ないためまとめて引き出してしまい、それが無駄遣いにつながってしまうこともあります。
あるある。
財布にお金がたくさんあると、ついついスウィーツを買っちゃう。
イオン銀行ATMは、イオン各店、ミニストップ、まいばすけっと、一部の駅や空港に設置されており、2022年3月時点で、全国に6,000台以上あるようです。
そしてイオン銀行の口座なら、イオン銀行ATMは、24時間365日、いつでも預入れ・引出し手数料が0円です。もちろん回数制限はありません。
近所にイオン銀行ATMがあれば、こまめに現金の引き出しができるので、大変便利です。 これは、自前でイオン銀行ATMを持っているイオン銀行だけの大きなメリットです。
他にも、『ゆうちょ銀行』が提携銀行となっており、平日18:00まで、土曜14:00までは、ファミリーマートで手数料無料で引き出しが可能です。もちろん回数制限はありません。詳しくは、以前の生地をご覧ください。
これは、コンビニATMの無料利用回数に制限がある『楽天銀行』に対して、大きなアドバンテージです。
毎月1,500円投資できる。
イオン銀行は、『イオン銀行Myステージ』で様々な特典が受けられます。楽天銀行で言うところの『ハッピープログラム』のようなものです。
特典は、『他行ATM無料利用回数』と『他行宛振込手数料無料回数』、そして『普通預金の優遇金利』です。
詳細は、こんな感じです。
プラチナステージはハードルが高く感じますが、実はそれほど難しくありません。 電子マネーWAONで毎月1,000円以上買い物をする人は、プラスして毎月1,500円の投資ができれば、プラチナステージをキープできます。
参考までに、社畜のイオン銀行スコアです。
イオン銀行スコア | |
①イオンカードセレクト | 10 |
②イオンゴールドカード | |
③イオンカード利用 | 10 |
④WAON利用 | 10 |
⑤WAONオートチャージ | 10 |
⑥積立定期預金口座振替 | |
⑦投資信託残高 | 10 |
⑧投信積立口座振替 | 30 |
⑨外貨預金残高 | 10 |
⑩外貨預金積立口座振替 | 30 |
⑪NISA口座開設 | |
⑫ideco掛金口座振替 | |
⑬カードローン契約 | |
⑭無担保ローン残高 | |
⑮住宅ローン残高 | |
⑯ネットバンキング登録 | 30 |
⑰給与受取 | |
⑱年金受取 | |
⑲ ⑧➉⑫の2つ以上達成 | 10 |
合計 | 160 |
①は、イオン銀行の口座を開設するときに、イオンカードセレクトを選択するだけです。ほとんどの人は、イオンカードセレクトを選択すると思いますので、これは簡単にクリアできます。
③は、1円でもよいので、毎月イオンカードで支払いをするだけです。月に1回でいいのでこれもマックスバリュを普段使いしていれば問題ありません。
マックスバリュではWAON払いの方がお得なので、クレジットを使うのを忘れそうになるときがあります。気をつけましょう!
④は、マックスバリュを普段使いしていれば確実にクリアできます。
⑤は、オートチャージ設定に気をつければ、毎月1,000円分WAONで支払う人はクリアできます。 社畜は、残高が3,000円を下回ったら1,000円チャージする設定にしています。これで、月に1回は必ずオートチャージされますので条件達成です。
⑦⑧からが投資です。イオン銀行はろくな投資信託を扱っていないのですが、『iFree S&P500インデックス』なら比較的マシです。これを最低金額の毎月1,000円自動積立に設定すればクリアです。
社畜は『iFreeレバレッジNASDAQ100』にしています。
⑨⑩も投資です。こちらは、米ドル一択でしょう。なんと円→米ドルの為替手数料は0円です。ただし、米ドル→円は、0.5円/1ドルの為替手数料が発生します。最低金額500円を自動積立設定すれば、クリアです。
レバナスが為替ヘッジありなので、米ドル積立は相性がいいと思います。
まあ、この金額では焼け石に水ですが。
⑯も、イオン銀行を使うなら誰でも登録すると思います。
⑲は、おまけで10点もらえます。
これで、合計160点になりますので、③のクレジットカード利用を忘れてもプラチナステージをキープできます!
ねっ、簡単でしょ?
マックスバリュが近くにある人で、毎月1,500円の投資が可能なら、誰でも簡単に『プラチナステージ』をキープできることがご理解いただけたと思います。
楽天銀行とイオン銀行の比較
それでは、楽天銀行『ハッピープログラム』VSイオン銀行『イオン銀行Myステージ』をみていきましょう!
楽天銀行は『スーパーVIP』、イオン銀行は『プラチナステージ』とします。
楽天銀行 | イオン銀行 | |
ATM手数料 無料回数 | 7回 | 5回 ※イオン銀行 ATMは無制限 |
他行振込手数料 無料回数 | 3回 | 5回 |
普通預金 優遇金利 | マネーブリ ッジで0.1% ※300万円を 超える部分 は0.04% | 0.1% |
ATM手数料無料回数では楽天銀行が勝っていますが、普通預金優遇金利ではほぼ互角、他行宛振込手数料無料回数ではイオン銀行の圧勝となりました。
ただ、楽天銀行で『スーパーVIP』をキープするためには、対象取引30回以上/月、または月末残高300万円が条件になります。 対象取引30回は、一般的な人にはハードルが高いので、実質月末残高300万円が条件になると思います。 すると、普通預金金利は実質0.1%未満となってしまいます。
ATM利用料無料回数もイオン銀行ATMなら無制限だし、実質イオン銀行の完勝ですね。
公営競技を利用して取引回数を水増しする方法もありますが、垢BANされたという報告もあるのでオススメはしません。
まとめ
ということで、イオン銀行は楽天銀行からの乗り替え先として、有力な候補になることがご理解いただけたと思います。
もちろん、現時点では楽天のサービスを全て止めて完全に楽天経済圏から抜け出す必要はありません。
むしろ、楽天カードと楽天市場をお得に利用するために楽天銀行の口座は残しておくべきです。
ただし、楽天は改悪に対する躊躇がありません。 さらなる改悪に備えて、常に別の選択肢を持っておくことが楽天経済圏との正しい付き合い方だと思います。
いきなり改悪されたらストレスが半端ないもんね。
つみたてNISAの変更が間に合わないタイミングでの改悪は、予想外で毛髪が抜けるくらいストレスでしたからね。
毛髪はAGAでしょ?
他人のせいにするんじゃありません!
経済的自由を目指す皆さんの参考になれば嬉しいです。
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