こんにちは!レバナスをジャンピング・キャッチするのが得意な底辺の社畜です。
社畜が買うと下がるので、ショートのタイミングを計るのに使っていただけると、お役に立てそうです。
メシウマ記事として、ストレス解消にも利用できますよ。
本題に入ります。
今日は、レバナス村の過疎化が深刻な社会問題となりそうな件についてお話ししようと思います。
繰り返しになりますが、他人の資産減少でストレスを解消したい方、投資を始めるタイミングを計っている方、レバナス魔神ホールドの握力が弱まってきた方など、何らかの気付きが得られると思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。
レバナスは、世紀末なのか?
2022年2月10日から11日、日本の株式市場の休場に合わせて米国NASDAQ市場が大変な事になっています。
日本市場が休場のため、レバナスの基準価額は決定されていませんので、NASDAQ100指数の値動きを確認しておきましょう。
終値 | 前日比 | 騰落率 | |
2022.2.4 | 14,694.35 | ||
2022.2.7 | 14571.25 | -123.10 | −0.84% |
2022.2.8 | 14,747.03 | 175.78 | 1.21% |
2022.2.9 | 15,056.96 | 309.93 | 2.10% |
2022.2.10 | 14,705.64 | -351.32 | −2.33% |
2022.2.11 | 14,253.84 | -451.80 | −3.07% |
2022年2月10日と11日で5.33%の下落です。レバナスは2倍の値動きをしますので、2022年2月14日の基準価額は、10.66%下落の予想です。
ある意味、稲妻が輝く瞬間になりましたね。
また、基準価額下落メールが来ちゃいますね。
今回の下落の原因をおさらいしておきましょう。
2022年2月10日の下落の原因は、ロシアのウクライナ侵攻懸念が高まったことです。
ロイター通信によると、同日、米国の軍事衛星によりロシアが国境付近にウクライナ侵攻に十分な兵力を集結させたことを確認したと報じました。米政府は、ウクライナ滞在中の米国民にウクライナからの退避勧告を出しました。 日本の外務省も11日、ウクライナ情勢の危険情報レベルを、渡航中止勧告(レベル3)から最高レベルの退避勧告(レベル4)に引き上げました。 欧州諸国も、自国民のウクライナからの退避勧告を続々と発出しています。
安全資産のドルが買われ、米国の輸出企業はダメージを受けることになります。
そして、2022年2月11日の下落の原因は、前日に発表されたCPI(消費者物価指数)です。
ブルームバーグによると、『1月の米消費者物価指数(CPI)が40年ぶりの高い伸びとなったことを受けて、セントルイス連銀のブラード総裁が利上げペースの加速を求めた。…1月のCPIは前年同月比7.5%上昇した。ブラード総裁は7月1日までに合計1ポイントの政策金利引き上げを支持すると語った。』と報じています。
解説すると、前年同月比CPIの市場予想は相当高い7.3%でしたが、結果は高い予想さえも上回る7.5%でした。
簡単に言うと、昨年より物価が7.5%高くなったということですね。
日本の『うまい棒』の物価は20%アップしたから、日本よりマシだね。
米国では、インフレの高進が深刻化しており、FRB(連邦準備制度)は、早期かつ大胆の利上げに踏み切らざるを得ない状況に追い込まれています。
7月1日までに、合計1ポイント政策金利を上げるということは、次回3月15〜16日のFOMC(連邦公開市場委員会)で0.5ポイント、5月3〜4日で0.25ポイント、6月14〜15日で0.25ポイントの引き上げが必要です。
ここまで極端なことはしないと思いますが、株式市場は利上げを織り込みながら下降トレンドをたどっているといえるでしょう。
日和るレバナス村の住民
ここにきて、レバナス民を扇動してきたインフルエンサー達が、次々と日和ったコメントを発信しだしました。
2021年末にかけては、レバナスが『下がったら買い増し』、『買い増し基準は前週末比5%下落を確認できたら』、『機械的に買い増しできる人だけが勝つ。』、『感情に支配される人は負ける』、『ガチホが最強』『この程度の下落でオロオロするならレバナスは向いてない』、一時的な回復局面で『ほら、結局右肩上がりって言っただろ?』、『どうせ右肩上がりだから、早期一括購入が最も高効率』、『早く買え!』、『バックテストの結果…』etc、下がったら機械的に買えと言っていたインフルエンサーは黙り込んでしまいました。
黙るだけならまだしも、『買い増し基準を変更します。』、『下げ相場のときは現金比率を高めないとね。』とか、もうね…
指導者を失った、レバナス民たちはレバナス村を離れ始めたようで、100%株式の投資信託の中で、1月の下落率が最も低かった『オール・カントリー(オルカン)』のインフルエンサーのコメント欄で、旧レバナス民を見かける機会が増えました。
レバナス村は、過疎化が深刻ですが、オルカン村に移住していたようですね。
退場してなくて良かったです。
予想など全く意味がないのですが、社畜は今後の米国株式に対して悲観的です。
一番恐れているシナリオをお話します。
金利の上昇によって、米国の不動産を購入できる人は少なくなります。 すると需要が減った不動産の価格は下落します。 高値で不動産を買っていた人は、住宅ローンを払えなくなります。 しかし、不動産価格は安くなっているので、売却しても一部住宅ローンは残ります。 住宅ローンが払えなくなった人が破産します。 この住宅ローン債権を組み込んだ商品の価値がなくなります。 金融機関が破綻します。
そう、サブプライムローンに端を発したリーマン・ショックの再来ですね。
同じ過ちを2度も繰り返すことは考えにくいので、金融機関も対策は立てていると思います。 しかし、数年単位で株式の冬の時代が来るかもしれないということは、頭の片隅に置いておいてもよいのではないでしょうか。
レバナス魔神ホールド
結局、何が言いたいかというと、投資対象や買い増し基準は、自分で決めないと誰もあなたの資産を保証してくれない、ということです。
米国のリセッション(景気後退)の可能性が高い今だからこそ、もう一度自分の投資目的と向き合ってもよいのではないでしょうか?
社畜の投資の目的は『60歳前に経済的自由を手に入れること』です。この目的を達成するためには、『オルカン』や『バリュー株』、ましてや『債券』では爆発力が足りません。
残念ながら社畜は、レバナスの恐怖に耐えながら『稲妻が輝く瞬間』を『魔神ホールド』で待ち続ける事になりそうです。
レバナスの資産状況
では、レバナスの資産状況の公開!といきたいところですが、休日で基準価額が更新されていませんので、予測額を出したいと思います。
2022年2月10日の資産状況は、このようになっています。
2022年2月10日と11日で、NASDAQ100指数は5.33%下落しましたので、レバナスは10.66%下落の予定です。
1,989,999円×10.66%=212,134円
212,134円減少することになるので、2022年2月14日の時価総額は、
1,989,999円−212,134円=1,777,865円
となり、投資額2,016,667円に対して、
−238,792円(-11.84%)
の絶賛含み損となりました。
買付け余力がほぼ同じくらい残っているので、暴落したら勝負をかけます!
それは、生活防衛資金じゃないの?
会社クビになったらベーリング海行きだね。
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