【単身赴任】底辺社畜の食事【節約】卵かけごはん

単身赴任を始めると、困る事がたくさんあります。食事も、そのひとつです。

毎食、外食ができる『上級国民』様であれば、まったく困らないのでしょうが、そんな人が日本に何％いるでしょう？

本日は、底辺の社畜が、普段どのような朝食を食べているのかを紹介しようと思います。

食費で困っている単身赴任者の方の参考になれば、幸いです。

底辺社畜が考える、『卵かけごはん』が最強のメニューである理由。

結論から言います。メニューは『TKG(卵かけごはん)』です。

「なんだ、そんなの知ってるよ！」と思ったみなさん。卵かけごはんを、どこまで理解していますか？

ここからは、卵かけごはんを『コスト』と『栄養』の面から掘り下げていこうと思います。

卵かけごはんのコスト

卵かけごはんのコストを考えるのであれば、一般的な朝食のコストとの比較をする必要があります。

社畜の同僚40代独身男性N氏の場合を見てみましょう。

N氏は、毎朝コンビニで、おにぎり2個と飲み物を買ってきて、始業前に食べています。おにぎりは、100円〜160円くらいですから、飲み物代を除いても2個で250円くらいでしょうか。今回は、これを一般的な朝食のコストとします。

コンビニに行くと、つい余計な物を買ってしまうという、見えないコストが発生する場合があります。気をつけましょう。

つぎは、卵かけごはんのコストです。

社畜は、1食で1合のご飯を食べます。

ごはん1合のコストは、64円でした。以前の記事で、詳しく計算していますので、ご参照ください。

つぎは卵です。社畜は、近所のスーパーで、特売日に購入しています。価格はM玉10個で127円(税込)です。

ごはん1合で2杯(2玉)食べるので、約25円ということになります。地域によっては、もっと安い卵もあると思います。

そして、醤油はかけません。なぜなら高いからです。1リットル198円の安い醤油もありますが、使い切れずに捨てる事になるので買えません。

もちろん味は必要です。社畜は、画像に写っている味の素の『アジシオ』をかけます。アジシオは、110gで149円(税込)です。約2ヶ月で使い切るので、149円÷60日＝2.5円。他の事にも使うので、小数点以下を切り捨てて1食分で2円とします。

それでは、卵かけごはんのコストです。

つぎは、卵かけごはんの『栄養』面をみていきましょう。

卵かけごはんの栄養

栄養も、コンビニのおにぎりと比較してみましょう。

コンビニのおにぎりのラベルを見ると、エネルギーは179kcalと書いてありますね。栄養素は、炭水化物39g、タンパク質2.7g、脂質0.3gとなっています。

つぎに卵の栄養です。

卵に含まれる栄養は、文部科学省の日本食品標準成分表で調べることができます。

また、日本卵業協会のホームページより、Mサイズの卵1個の重さは58〜64gということが分かりました。鶏卵規格取引要綱によって定められているようです。殻を除いた可食部の重さは、約50gのようですが、こちらはソースを見つけることができませんでした。

社畜は1食でM玉2個、つまり可食部100gを食べます。主な栄養素だけでも

	可食部100gあたり
エネルギー	142kcal
炭水化物	0.4g
タンパク質	12.2g
脂質	10.2g

微量栄養素は、ビタミンCとクロムを除く全てのビタミンとミネラルを含有しています。まさに、

『完全栄養食』！

『おにぎり2個』と『ごはん1合＋卵2個』で比較してみましょう。

	ごはん1合＋卵2個	おにぎり2個
エネルギー	554＋142＝696kcal	340kcal
炭水化物	122＋0.4＝122.4g	78g
タンパク質	8.2＋12.2＝20.4g	5.4g
脂質	1.0＋10.2＝11.2g	0.6g

圧倒的に、卵かけごはんの勝利です。特に、タンパク質は不足しがちなので、これで安心です。

食物繊維が含まれていないことには注意が必要です。ですが、昼食や夕食で、食物繊維とビタミンCの摂取に気をつければ、コンビニのおにぎりよりも健康に良いはずです。

まとめ

この記事では、『卵かけごはん』が最強のメニューである理由について解説しました。

その理由は、『コスト』と『栄養』の面で優れているということです。

一覧にまとめたものが、こちらです。

	コンビニの おにぎり2個	卵2個と ごはん1合
コスト	250円	91円
エネルギー	340kcal	696kcal
炭水化物	78g	122.4g
タンパク質	5.4g	20.4g
脂質	0.6g	11.2g

卵は、微量栄養素についても、ビタミンCとクロム以外は全て含んでいます。まさに『完全栄養食』です。

経済的に困ったとき、健康的に節約を加速させたいときは『卵かけごはん』を活用しましょう。きっと底辺ライフを満喫できます。