『パックご飯』みなさん、食べていますか?
炊飯器のタイマーを入れ忘れた朝は、便利だよね。
社畜は、朝は、ご飯派なので、パックご飯を常備していました。
今まで深く考えたことが無かったのですが、単身赴任を機に、パックご飯のコスパを考えてみました。
ただし、あくまで社畜の場合の検証ですから、他の人に、ピッタリあてはまるとは限りませんので、ご了承ください。
『パックご飯』と『電気炊飯器で炊いたご飯』を比較
それでは、検証していきます。
まず、『パックご飯』にかかるコストです。パックご飯の購入費、そして温めるときの電子レンジの電気代といったところでしょうか。
次に、『電気炊飯器で炊いたご飯』にかかるコストです。こちらは、生米の購入費、水、電気炊飯器の電気代といったところでしょうか。あとは、電気炊飯器の減価償却費ですね。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
『パックご飯』のコスト
まずは、パックご飯です。
社畜の近所のスーパーでの特売品を狙います。調べたところ、最安値は、5個セットで298円(税別)というのがありました。税込321.84円ですね。
このパックご飯の内容量は、200gの5個組です。1個あたり約64円(税込)と言うことになります。
321円÷5個≒64円
次に、温めるときの、電子レンジの電気代です。こちらは、500wまたは600wで2分と書いてあります。社畜の電子レンジは500wまでしかありません。
1kwhあたりの電気代は、再エネ賦課金などを含めて30円として計算します。
0.5kw✕2分÷60分✕30円=0.5円
0.5円は無視していいでしょう。
電気代は無しとします。
『パックご飯』200gのコストは、64円という結果になりました。
200gあたり64円
これは高いのか?
安いのか?
このパックご飯自体は、安いと思うよ。普段見かけるパックご飯は、もうちょっと高いからね。
『電気炊飯器で炊いたご飯』のコスト
次は、電気炊飯器で炊いたご飯です。
こちらも、近所のスーパーの特売品を狙います。社畜が購入している、長野県産あきたこまち5kgが1,580円(税別)でした。税込1,706円ですね。
社畜は、1食で1合食べます!
ということで、生米1合は、150gです。
150g÷5,000g✕1,706円=51.18円
これに水を加えると、炊きあがりは330gになります。
食べすぎ!
糖尿病になるぞ。
約500mlの水で2回研いで、約200mlの水を加えて炊きます。蛇口取付型の浄水器を使用しており、1lあたり約4円です。水道代は、ほぼ0円です。よって今回の水代は4円とします。
次は、電気代です。社畜の電気炊飯器は、タイガーの5.5合です。消費電力は最大635wで、早炊きで30分程度かかります。今回は、メーカーの仕様書に、一回の炊飯の消費電力が197whと記載されていましたので、これを採用します。電気代は、先程と同じく、1kwhあたり30円として計算します。
0.197kwh✕30円=5.91円
1回の炊飯で、約6円かかるようです。
電気代の計算は、こちらをご参照下さい。
最後は、電気炊飯器の減価償却費です。社畜は、タイガーの5.5合炊きを使っており、Amazonで6,780円位でした。
使用回数は、休日もほぼ毎日2回炊きます。以前単身赴任していたときに2年間使っており、今回も2年間とすると合計4年間。年間600回使ったとすると、4年で2,400回!
6,780円÷2,400回≒2.825円
減価償却費は、驚愕の1回約3円ということになります。
電気炊飯器で炊いたご飯のコストをまとめます。
- 炊きあがり330gあたりの生米の購入費は、51円。
- 水代は、浄水器使用により、1回あたり4円。
- 電気代は、1回あたり6円。
- 電気炊飯器の減価償却費は、1回あたり3円。
炊きあがり330gあたり64円。200gあたり39円!
まとめ
この記事では、パックご飯のコスパを検証するため、『パックご飯』と『電気炊飯器で炊いたご飯』のコストをシミュレーションし、比較しました。
結果は、このようになりました。
- パックご飯 : 64円
- 電気炊飯器 : 39円
パックご飯は、電気炊飯器で炊いたご飯と比べて、1.5倍以上ものコストがかかります。
パックご飯は、急いでいるときに、2分で食べられるメリットも考慮しないといけないんじゃない?
そうだね。
パックご飯は、お湯でも温められるから、停電時の備蓄にもなるしね。
一方で、ゴミが増えるというデメリットもあるよ。
必要に応じて、使い分けが大事だね。
社畜は、普段は『電気炊飯器で炊いたご飯』で節約し、災害時に備えて、『パックご飯』を少量ストックする事にします。
そもそも、1食200gじゃ足りません。
お〜い!
ほんとに糖尿病になるよ?
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